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ワークマネジメント

・著書:より良く働くためのワークマネジメント
・著者:田村元

"Asana”、”ワークマネジメント”
聞きなれない言葉。
新入社員からの紹介で興味を持ち、借りた本。

簡単に言えば、より良く働き、目標達成の為のプロセス管理ツール。
マネージャーの為だけでなく、個々が全体かつ自身の仕事をマネジメントできるツール。

ヨガ行為の座る場所と姿勢が起源とのサンスクリット文字。

簡単に要素を要約。

■ワークマネジメントとは?
・誰がいつまでに何をすべきか=役割、権限、責任範囲を明確化により、良質なアウトプットを最大化し、高いパフォーマンスを発揮すること。

言い換えると、ワークフォースマネジメント=人的資本管理。
つまり、仕事に人を充てるのでなく、ジョブディスクリプションに基づき、人に仕事を充て、最大の成果達成を図ること。

日本のようなピラミッド型でなく、フラット型で、上司↔部下の役職にこだわらず、誰もが並列の尺度でタスクを遂行したり、要望などを交換すること。

■背景
日本を始め、世界でも、下記のような、いわゆる”仕事のための仕事”が多い。
・報告のための報告書
・不要なCCメールの嵐
・形骸化している会議

結果、一日の中で生産的と実感している時間は、日本では54%。
主要先進6か国でも平均70%と決して高くなく、日本は顕著に低い。
更に、日々の業務に隠されたそれら無駄な仕事に気づいていないケースもあり。
結果として、時刻定款や仕事への貢献度も下がる傾向あり。

■Asanaに関して
上記背景も踏まえ、当時Facebookのエンジニア2名が立ち上げたのがAsana。
管理機能としての特徴は下記の通り。
ざっと画面をみるとteamsやSlackなどのチャットツール、またkintoneなどの営業管理ツールのいい所取りをした、機能的で直感的なツールとの感想。

・タイムラインでタスクの全体像と個別の役割、進捗状況、優先度などを把握

・中長期~短期迄、幅広くタスクを可視化し、抜け漏れのない管理

・完了タスクのストックにより、未経験の仕事でも過去のノウハウを参照 など

他のツールとの連動性も高く、OKRが効果的に回せるツールとのこと。

実績として、Facebook、Slack、Uber、Airbnbなど、世界195か国、計13万社以上の取引があり、それぞれ平均約50%の生産性向上が図れているとのこと。

近年、乱立気味の各種便利なオンラインやクラウドのサービス。

その中で知り得た新たな良質そうなツール。

全体を俯瞰して、細部も漏れなく見極めて、タッチダウンに向けた最適なパスを繰り出すアメフトの司令塔のような役割が必要な管理ツール。

より良く働く為、目標達成の為、
引き続き使い分けや費用対効果などを検証して日々の業務の最適化に臨みたい。

#ワークマネジメント
#Asana
#読書

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