「王道を進み、黄金の道へ」荒木飛呂彦さんからの学び②
1年前に購入して読み、週末にたまたま図書館で発見。
懐かしく家で再講読。
理由はグラレコと共に描き始めた絵の基礎知識の習得。
期待以上に収穫のあったその内容。
絵というより、ビジネスや生活にも通じる重要な要素。
それらが分かりやすく明記されていた為。
漫画の基本4大構造。(重要な順)
①キャラクター➁ストーリー③世界観④テーマ
それらを包括して魅せるのが”絵”。
”神様”であり”必殺技”であるという描くこと。
①~④は単体でなく、それぞれが絡み合い魅力を発揮。
とはいえ、おそらく優先順位や重要な順は人それぞれ。
私の場合、③④②①
本で言うと、
・好きな作家の世界観を味わいたい
・どんなテーマがあるかを知りたい
・どの物語を読むかを選びたい
・どんな登場人物がいるかを楽しむ
また、例えば仕事で提案書を作る際にも重要な要素。
・先方の課題を鑑みて仮説を立てる
(テーマ)
・起承転結のシナリオを描く
(ストーリー)
・どのコンテンツを盛り込むか取捨選択
(キャラクター)
・自社&パートナー独自の強みを検証
(世界観)
上記を頭で考え、手を動かして描き、そして提案書に落とし込む。(絵)
スラムダンクの牧や、NBA史上最高峰のガード、マジック・ジョンソンのように、長年王者や常にトップランナーとして、その道を目指す人々の頂に君臨し続けるための"王道”を歩む為に必要な”地図”。
行く先に見える不動の王者への”黄金の道”。
スポーツでも仕事でも映像でも書籍の世界でもおそらく重要なキーは同様。
元々の”絵”の黄金比率や体の描き方のポイントも少し習得。
・顔の長さの1/2が目の位置
・体を描く際の留意点は”正中線”と”肘=ウエスト”の位置
奥が深いと思えた良書。
多岐に渡る分野で応用させたい。
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