ヘルニア酷物語

はじめに


なぜ私がこんな事を書いているのか?
それは横になってできることがスマホをさわる位しかないからである。タイトルの通り酷いヘルニアを患い数日間は横になっていても足(腿の裏辺り)の痛みで涙がちょちょぎれるほどの切ない思いをしていた。幸いなことに今では横になっている程度なら痛みもなく楽になっている。しかし横になっているのはいいが、暇だし、意識すると痛みが襲ってきそうなのでこうして時間潰しとしてこの文章を書いている。

ヘルニアの原因

この苦しい生活の元凶となった憎きヘルニアの原因は重い物をもちあげる作業中腰である。重いものとはだいたいペットボトル飲料の箱の重さをイメージしてもらいたい。その重さの荷物を積み替える作業をしばらくしていた。主な原因はその作業であるが、それとは別の中腰での作業も原因と思われる。こういった作業をする人は是非とも注意して頂きたい。そしてヘルニア重症化のとどめだったのは少し腰痛が出たときに「こんくらいならまだ動ける」と調子をこいたことである。マジであのときの自分をぶっ飛ばしたいと思うが後の祭り、早めに休めばまだ良かったものの、中途半端に動けたことが災いとなってしまった。

症状

  • 腰痛

  • 太腿裏面の痛み

  • お尻付近の痛み

  • 足の裏の痺れ

主な症状は上の4つ
腰痛は初期の段階で無くなったのでツライものではなかった。
上記の痛みは我慢できるが我慢できる限度に近い痛みというイメージ。筋肉の繊維が裂けるかのような痛みが襲い、歩くことがほとんどできない。さらに痛みだすと、しばらくその痛みが引かないこともやっかいだった。

辛かったこと

まずこのヘルニア生活で辛かったことはトイレである。まず足を引きずりながらトイレに行くことがキツイ。そしてトイレに座ることもキツイ。もちろん立っててもキツイ。とにかくキツイ。力もうとすると痛いのでさらにキツイ。
そして、汚い話になるが力が入らないので残尿がどうしても起きてしまう。ズボンを上げたら残尿が…なんて事もある。痛くはないがイラッとするし、めちゃくちゃ切ない。
あと薬の影響で便秘だったことも苦しいことではあった。
似たような事だと風呂もキツい。服を脱ぐのがまずキツイ。出てから水気を拭くこと、服を着ることももちろんキツかった。風呂場では座っていても痛いのでいい態勢を見つけなければならない。結果、風呂場タイルの冷たさを背中に感じながらシャワーを浴びるしかなかった。天井を見ながらお腹に浴びるシャワーはかなり虚無感があった。

もうひとつキツイのは食事である。まず作ることは不可能なので自ずとカップ麺や買ったパンなどになる。食べるものがあっても座るのがツライのでお行儀よくは不可能。簡単に食べられるものでないといけない。なので私はカロリーメイトとウイダーinゼリー、パンをネットで大量購入した。ウイダー、カロリーメイト、パンなどは寝たまま食べられるのでかなり重宝していた。あとは助けを呼んでご飯を作ってもらい飢えを凌いでいた。あと飲食で助けになったのはストローだった。起き上がりたくないので飲み物を飲むときにストローがかなり便利だった。時代錯誤ではあったがプラスチックストローを大量消費していた。

最後に

  • 荷物は腰ではなく、足を使って持ち上げましょう

  • 痛くなったら迷わず病院へ

  • 辛かったら誰かに頼りましょう




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