手軽なラジオ体操
夏の風物詩、朝、どこからか聞こえてくるラジオ体操。コロナ禍で、ラジオ体操の実施も激減してしまっているのですが、日本で実に80年以上もの歴史があるのです。最近は若い世代の人たちの間でも、密かに注目され、夏場に実践している人が推定2800万人いるといわれています。
みなさんもよくご存じのラジオ体操第一は、計13種類の動きで構成されています。有酸素運動、筋トレ、柔軟の3つの要素を兼ねており、わずか、なんと3分程度の時間で効果的に筋肉を鍛え、関節を柔らかくするのにとても役立つそうです。
朝のイメージが強いラジオ体操ですが、もちろんいつ実践してもOKなのです。一般的に目覚めてから頭が覚醒するまで3時間程度必要といわれています。体操を朝にすることで、筋肉や脳に血液が回り、目覚めがよくなります。仕事の合間ならリフレッシュ効果が得られて、集中力もアップ。夜、入浴前に行えば、快眠につながります。
日頃ウォーキングをされている方にもラジオ体操をプラスするのがおすすめ。ストレッチ効果はもちろん、脚力の維持にも役立ちます。大人から子どもまでいつでも手軽にできるラジオ体操。季節も時間も問わずできるすぐれものです。
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