何にも追われることなく、自然の中に身を委ねる時間があっていいと思う
キャンプをしたり、自然の中で過ごしたりする事で、日々の忙しさの中に埋もれてしまっていた大事なことを思い出すことがある。
上手く言葉にできないけれど、心が少し軽くなるような時がある。
私は、去年まで在籍していた大学で「野外教育」を専攻しており、キャンプについて学んだり、実際にキャンプをしたりして自然に触れる機会が何度もあった。
それまでは、小さい頃に家族や親戚とキャンプに行った時の思い出で、キャンプって楽しいよね、というくらいの印象しかなかったけれど、大学でのキャンプは、自分の価値観を大きく変えてくれるものだった。
大学のキャンプで一番の思い出に残っているのは
「雪上キャンプ実習」
周りに誰もいない中、一人で雪洞を掘って一晩そこで過ごすという実習だった。
いつもとは違った非日常的な時間を過ごすことで、自分は自由なんだと気づくことができた。
大学時代のキャンプの思い出
大学での最初のキャンプは、新歓キャンプでの山菜取りから始まった。最初はちょっと行くのが嫌だった(笑)
でも行くと超楽しかった!
そしてキャンプで食べるご飯は、格別においしく感じる。特に釜で炊いたご飯は、最高!
失敗した料理ですらおいしいのはキャンプの魔法がかかっていると思う。すごい。
みんなで火を囲んでキャンプファイヤーをしたこともあった。小さい火でも、周りを灯してくれると知った。
(みんなで集まれた、コロナ禍ではない日々が懐かしいなぁ、、)
もはや言葉はいらない
自然の中で過ごし、情報が溢れる世界から少し距離を置くことで、心が開放されていく気がする。
大自然を目の前にすると、悩んでいたこととかがちっぽけに感じたり、どうでもよくなったりする。
少しの不自由さが、普段、当たり前に使っている電気や水、住んでいる家や温かい布団で寝られることのありがたさに気づかせてくれる。
何かに追われることなく、自然に身を委ねる時間があることで、心が豊かになったり、余裕が生まれたりすると思う。
そして、今までと少し違う自分が日常に溶け込んだ時、なんてことなかった日々が色づいて見えたり、世界の見え方が少し変わってきたりすると思う。
長野市!
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