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初夏に効く韓流ドラマ

やたらNetflix三昧だったと振り返ってみる。

「ノットオーケー」に途中まで観ていた「ストレンジャーシングス」の続き。あ、「オレンジズニューブラック」はとりあえずシーズン3まで。コレ、それぞれが内容かなり濃い目なので気力体力はそれなりに要する。そして「梨奏院クラス」。これは韓流ドラマだが、かなりそのスタイルは新しい。

まず登場人物全員それぞれのエピソードの応酬って時点でかなりこってり。その絡みがさらにドラマを生み出すわけで、観るものへの巻き込み力が半端ない。と、ここまで書くと全エピソード観たことになるな(笑)まだ半分ぐらいしか観ていないので続きは完走してからにしようと思います。

世代的にいうと僕の世代は少年ジャンプが400万部突破からの(80年代中期)600万部達成(90年代初頭)なジェネレーションですが、80年代初期の時点で「ジャンプ読まなきゃ買わなきゃ」というムードはあったわけです。あの当時、地方の小学生ですらそうだったので東京、関東近郊での浸透率はもっと凄かったはず。Netflixはいま、その段階を越えて浸透率はさらに上がっていくと思われます。コロナ騒動がまた皮肉にも後押ししてるのは事実。たとえば地上波は春の新作ドラマがオンエアできず、過去の人気作傑作選でいくしかなかった。結局面白いものしか残れない。CSで何度も繰り返し再放送されてる大映ドラマはそのわかりやすい例ですよね。また繰り返し再放送されてる作品は決まっている。「噂の刑事トミーとマツ」、「秘密のデカちゃん」(隠れ名作。石立鉄男と大場久美子によるラブコメ)、「ポニーテイルは振り向かない」、「スクールウォーズ」・・こうして作品名をあげるだけでもクラクラしてくる。だいぶ前に大映ドラマの礎を作った春日プロデューサーの評伝を読んだが、これもかなりクラクラする内容(濃すぎて)だったが、理屈じゃないんですよ。面白いものしか残れない。この論理は必然。

おそらく自粛期間もそろそろ明けますが、エンタテイメントをめぐる状況は変わっていくでしょうね。変わらざるをえない。変化も含めて楽しめるものが残っていくんでしょうなあ。

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