霹靂布袋戲のシナリオ製作過程

前書き

過去の会報で見つかったシナリオ製作過程です。なかなか面白かったので大まかなの流れをまとめてみた。2008年の内容なので、今でもそんな感じか知らないけど、参考資料の一つとして読んでもらえたら嬉しいです。

編成

霹靂社長 黃強華さん
メインシナリオライター
シナリオライター 数名

役割

黃強華さん:主の責任者

メインシナリオライター:
あらすじや流れを決める
全体の流れ把握する
シナリオの統合

シナリオライター:シナリオを書く

流れ

1.すべての人が候補タイトル提出、話し合う後正式タイトル決定
2.タイトルを元に意味確認、方向性を決める
3.シナリオの内容を考える

a.メインテーマは何?
b.新キャラは何人?旧キャラは何人?
c.正道は誰?悪役は誰?(正道:正義の心を持つ武侠の集まり)
d.ストーリーの陰謀は幾つ?クライマックスはどこ?エンディングは何?


4.すべての人が新たなストーリー提出+社長さんが考えるストーリー
5.ストーリーの実行可能性を検討する、できるのは保留、ダメなら破棄する。判断標準は:


a.面白さ
b.自分のクリエイティブが含まれる
c.他のストーリーと混じり合える
d.印象に残るキャラ作り出す


6.保留したストーリーはメインシナリオライターが統合する。
7.旧キャラの進退や新キャラの創造が確定する。
8.正道と悪役のポジションを明確する。
9.ストーリーの発展を決める。
10.ストーリーの関連性と可能なエンディングを探す。

出典

霹靂月刊156&157期


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