TAGO STUDIO の多胡邦夫さんとお会いしてきました。

経緯
4月29日、30日に行われた、
群馬eSports連合(以後gespoと略します)主催のLANらん♪群馬 Vol.7にて
TAGO STUDIO TAKASAKIのイヤホン、ヘッドホンを製作している
株式会社TOKUMIさんがイベントに、T3−03を貸し出ししていたので
私が試聴していたら営業の方がいらっしゃり、かなり細かい話をしていました。
ニコ生超会議に向けて出発する前にご厚意でいただきました。
実際にニコ生超会議でも着けてました。

実際にいただいたT3−03

悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲を2日目で走りましたが、その際装着してました。

そこからご縁があり、ヘッドホンの製作に携わっていた多胡邦夫さんが、TOKUMIの方を通してお会いしてみたいというご連絡をいただきました。
で、6月27日にTAGO STUDIO TAKASAKIにお邪魔させていただきました。

TAGO STUDIO TAKASAKI のURLはこちら
http://tagostudio.com

月、火と定休日のため、裏口から入らせていただき、レコーディングスタジオにて約1時間ぐらい交流会をさせていただきました。

会話の内容としては
1:RTAとは何か
2:一般社団法人RTA in Japanについて
3:多胡さんのスタジオについて
4:ヘッドホンを作るに至った経緯

まずRTAとは何かという話をさせていただきました。多胡さんもゲームの方に関心があったようで一般向けに普段インタビューとか受けてる時に話す内容で話し、ちょうどSGDQ2022も行われていたので実際に見てもらいながら説明しました。(映ってたのはパーフェクトダーク、ちょうど2、3回壁抜けしてるところも見てもらえました)
知ってるであろうゲームの話の方がいいと思ったのでマリオブラザーズとかもしてました。
またこの時にイベントで使っているヘッドホンについての説明をしたら、
ヘッドホンはステレオプラグ、マイクはXLR接続のものはは日本ではそういうものを見た事がないということで、イベントで行うならこのような構成になると使い勝手がいいですという話をしまして、開発してみますという言葉をいただきました。実用化したら、今後イベントで使われるでしょうし、私も使っていきたいです。

実際に紹介したのがこのヘッドホン(RTA in Japanでも使ってます)

https://www.audio-technica.com/en-us/bphs1
音楽業界の話と照らし合わせながらの説明にもなったので納得していただけたのではないかと思っております。
一般社団法人としての活動内容も信念を持ちチャリティを行なっているという部分に関心を持っていただいたなぁと思っています。

私の関係する方の話をお聞きいただいた後、TAGO  STUDIOについて見学と説明をしていただきました。
レコーディングルームには敢えて防音材を敷き詰めていないそうで、かなり音が響く状態でした。その奥に完全防音ルームがあり音声録音に最適な状況が作られてました。
また防音扉で奥に区切られた部屋もあり、そこにFazioliのピアノが置いてあり、ドラムなども置けセッションしやすい環境が整えられてました。
コントロールルームの方の壁に浅間の溶岩を敷き詰めて置いてあり、群馬らしいものをという他と一線を画す為の施策がなされていました。
また一口坂スタジオが閉鎖するタイミングでのオープンだったのもあり、高級マイクの筆頭であるノイマンのコンデンサーなども譲っていただき保管されてました。
使ってみたいなぁというのが正直な感想です。
地域振興プランでこのスタジオを3万で使えるそうで、楽器やってる人は是非使ってほしいなぁって思いました。
私もギター持ってちょびっとやってる程度の人間ですけどスタジオ借りるほどのレベルだったら借りて作曲するかも…って思いました。

私の持ってるギター

スタジオの案内をしてもらった後、ヘッドホンを作成する経緯について教えていただきました。
世の中にはモニターヘッドホンとリスニングヘッドホンと勝手に分けられているというところからそれはおかしいんじゃないかという問題の提起から始まり、今販売されている多くのヘッドホン、イヤホンがメーカーの方針の音色の着色が入っているという事が、実際にスタジオで収録し、ミックスしたものと音が違うのはどうなんだろうということをおっしゃられていました。
モニターとリスニングを両方満たせるヘッドホンがSHUREのSRH1840、SENNHEISERの650HDぐらいしか思い当たるものがなく、いずれも開放型のヘッドホンであることから密閉型で作りたいというのがきっかけだったそうです。
(あくまでも個人の見解なので批判はやめましょう)
モニターの筆頭として存在するSONYの900STも粗探しにはすごいいいのですが聞くようには音がかなり尖っていて難しいのはあります。
私個人としても、ゲームミュージックとクラシックという対極とも言えるようなジャンルを同じヘッドホンで聴けるといいなぁというのがあります。

今回交流会をもつ機会が得られたのもTAGOヘッドホンがゲーマーにかなり売れたのがきっかけで、ゲームの方に向けたヘッドホンも作り、よりハイレベル(と先方には思われてる)の方がどういうヘッドホンを求めているのかということから至ったので私が考えるゲーミングに特化したヘッドホンを言いました。

今回のことがきっかけでお互いがよりWinーWinになれればいいと思っております。

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