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本能を燃焼させる宿命の動詞たち

東洋史観には陰陽五行論がある。木・火・土・金・水のことを五行といい、太古からの自然界の摂理を社会や人間を理解するために活用してきた。万人生まれてきたときにエネルギー(氣)が宿る。だからこれを「宿命」と呼ぶ。宿命は本能、つまりその人が持って生まれた特性と理解できる。魂(ソウル)と本能は同義と言ってもよいだろう。本能を完全に燃焼させるとき、はじめて本当の幸せが訪れる。一人ひとりの本能も営み(いとなみ)、つまり動詞として捉えた方が便利だ。観察も可能だし、修正もできる。木の本能の人は「守る」や「継続する」、火の本能の人は「伝える」や「表現する」、土の本能の人は「奉仕する」や「蓄える」、金の本能の人は「変える」や「果たす」、水の本能の人は「究める」や「企てる」。自分の本能を「動詞」として掴んでみる。さて、あなたの本能は何だろうか?

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