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"自然への気づき"への自然な動詞①

シェアリングネイチャー。自然の喜びをわかちあう活動。ジョセフ・コーネル氏が提唱しているのがフローラーニング。自然教育において、どうしたらひとつの目的を持った流れ(フロー)を展開できるか。「流れ」に着目している点がとてもユニークだ。フローラーニングには4段階ある。第1段階は、「熱意を呼び起こす」。先ずは夢中にさせること。ひとりひとりが静かでしかもピンと張りつめた注意力を持つ状態。自然について学ぼうとしても、対象に熱中できないままだとあまりよい結果にはならない。もともとわれわれ人間に備わっている好奇心。だから動詞として「呼び起こす」という表現が使われているのだろう。自然に気づくために本能を目覚めさせる。「生起する」とはこうした状態を意味しているのだ。

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