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読了記

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たまにしか読まないから、たまにしか書きません。
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明日はカルーアを買いに行く

突然、空想が舞い降りた。縁起のいい空想だ。

わたしは上気した頬で、やや興奮したようにインタビューに答えている。翌朝、実家にいつものローカル紙が届く。一面にはわたしの顔。見出しはこうだ。
“県人芥川賞受賞”

34歳で芥川賞を取る。
久々の落ち込みに見舞われ、洗う気力もなく立ち尽くした台所の、汚れた食器の山の前で、なぜかわたしはそんなことを考えた。

最近つまみ読みした本がある。
「こうして、思考

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逆立ちして踊れそうな気がする

先日、「 ずっとやりたかったことを、やりなさい。 」を読んだ。

思わず、うめき声をあげた。続いて舌打ちした。

なぜって、実家で風呂を浴びている最中に、自分の家にお気に入りの石けんを忘れたことに気づいたからだ。

わたしはアトピーだから、美肌へのこだわりは人一倍で、なのに、なのに、なんてこった!と3分くらいパニックに陥った。しかし開き直り、実家でほこりをかぶっていた別の石けんの存在を思い出し、事

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わたしを離れたあなたが、鋭く太く生きられますように。

“星の王子さま (新潮文庫) ”を読んだ。

ずっと読みたいと思いながら、読んでいなかった。今月始め、実家に帰ってなんとなしに共有スペースの兄の本棚を覗いたらあったので、手に取ったらあっという間に読んでしまった。

(余談だが、兄とは本の趣味が合う。わたしが読みたかった本を彼がとっくに読み終えて、古本屋に売るなり捨てるなりしてしまうことがしょっちゅうなので、わたしは不定期に兄の本棚をのぞいている)

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