七行と少しから生まれたうた
感情の高低差から うたがうまれる
自然の第六感から うたがうまれる
想像の逃避行から うたがうまれる
愛情の依代として うたがうまれる
過去の題名として うたがうまれる
神秘に捧げるべく うたがうまれる
大盛りの喜びから うたがうまれる
うたがうまれると うたがうまれる
自分に流れるうた (うたがうまれる)
貴方に流れるうた (うたがうまれる)
あの人がうたった (うたがうまれる)
好きなひとのうた (うたがうまれる)
光を放つあのうた (うたがうまれる)
私の大好きなうた (うたがうまれる)
月を見て泣くうた う
火花が砕けるうた た
水道管に響くうた が
木枯らし歩くうた う
金の知る欲のうた ま
土塊の求愛のうた れ
日常は人生のうた る
うたを超えた うた
一万年かかる うたが
超新星爆発の うたがう
人類史全ての うたがうま
地球史全ての うたがうまれ
核融合の熱も うたがうまれる
アリの足音も うたがうまれる!
さあ貴方も書きたくなったでしょう?
想像を思うがままに振り回し
感情が裏返るほどに強く叩き
目を大きく開いて見渡すのだ
口と舌を気持ちよく踊らせて
キザにならず風の吹くままに
深呼吸したら
さあ聞かせて
あなたの うたう うた、うた、うた。
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