推し活

2016年運命的に欅坂46に出会い,私の推し活が始まった.ちょうど50歳.20年来の付き合いの人に「お前を組織に戻したら不協和音が出る」と言われた.

ラジオから流れる欅坂46の「不協和音」に心が揺さぶられた.楽曲やパフォーマンスは従来のアイドルとは異なり,不敵な笑みをたたえつつも愛らしさを持つ唯一無二の存在に一気に欅坂46にハマった.紆余曲折を経て4年前に櫻坂46と改名.私は欅とは違う展開に戸惑いと喜びが混ざり合ったが,櫻坂メンバーとスタッフの楽曲や活動への向き合い方はさらに深みを増し,3年目は世界の注目度も急上昇.そして昨夜欅坂の発売シングル数を抜き9枚目シングルのMV公開は圧巻の4分間に釘付けになった.

五十路の私がアイドルの推し活(Buddies)なんてと思う方もいるだろうが,好きになったら支持するのは趣味の勉強となんら変わらない.櫻坂46を文字で表現する雑誌も増え,多種多様な楽しみ方を楽しんでいる.

さて,かの組織は見ざる言わざる聞かざるをきめ込む物言わぬ多数派が主流になった.結局私は組織から数年前に自ら離脱.今は最盛期の1割程度の人数になり,和音のみの中で静かにもがいている.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?