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『人生を変えるチャンス』


先週、当店のスタッフ募集を始めました。

ありがたいことに早速送ってくださる方もいらっしゃり、「こんなめんどくさいのによく送ってくださって...。」と思うばかりです(汗)


送ってくださった皆さまありがとうございます!

募集期間が終了したら改めてご連絡させていただきます!


【スタッフ募集についてはこちら】




履歴書を作ったり、質問に答えたり、受かるか分からないのに郵送するって凄く勇気のいることですし、不安も大きいと思います。


私自身、飛行機の整備士を辞めて飲食業界に入ろうと思ってから何枚書いたか分かりませんし、その度にもっとこんな資格を取っておけば良かったとか、もっと書けるように準備しておけば良かったと何度も思っては後悔していました。


今書こうと思ってくださっている方も凄く悩んでいるかもしれないので、今日は「人生を変えるチャンスはそんなに多くない」というテーマでお話ししたいと思います。


私はコーヒーショップをオープンしたいと思い始めたのが8年前で、それからたくさん行動してきましたし、その分、たくさん失敗を経験してきました。

今もオープンしてから5年目に入りましたが、失敗の方が多かったと胸を張って言えます(笑)


実際、お店の経営やお金の部分でもたくさんの失敗を経験していますし、コーヒーに関してももう何百回、何千回と「まずいコーヒー」を作ったか覚えていません...。


でも、その失敗の分「上手くいかなかった経験」が得られているので、結果として何か一つは確実に得ているのです。

これから何年後かにAIがレシピを考え、毎回間違いなく美味しく淹れてくれるコーヒーメーカーのようなものが出てきたら、途端に抽出がつまらなくなると思います。

上手くいかないからこそ、できた時の喜びも大きいのだと思っていますし、その分成長もするのだと思っています。


なので、昔から「若い時の苦労は買ってでもやりなさい」と誰かが言っていましたが、本当にその通りだと思います。


でも、コーヒーの世界に入りたい方や本当はやりたいと口にするけどやらない人はこの「苦労」や「失敗」を極力減らしたいと考える方が多いような印象を受けます。


仕事柄、自分でお店を開きたいとかコーヒーをやってみたいけど、どうすれば良いですか?と聞かれることがあり、たくさんのアドバイスをするのですが、結局痛い思い(採用されなかったらどうしようとか、できない人だと思われたくないとか)をしたくないために飛び込まない方がほとんどです。


10人に一人くらい本当に飛び込んで、こっちもビックリするくらい成長する方もいますが、そういう方は明らかに少数派です。


でも、これって実は誰にでもチャンスはやって来ていて、その人が勇気を持って飛び込むだけでうまくいってしまう事ってたくさんあると思っています。


私の話をすると前職のコーヒーショップ ではアルバイトとしてお店に立っているときに今の場所に家とお店を作る話が来ましましたし、今回の2号店も「やってみませんか?」とお話を頂いてから決断しました。


もちろん、そうなっても良いように何年も前から準備はして来たつもりだったので、その話が来た時は「神様がやれって言っているな...」と思うようにしています。

※神様がいるかどうかは分かりませんが、そういう話が出た時は小さなことでも「やってみなさい」というサインだと認識しています。


不安もあるし、できなかったら恥ずかしいという想いはありますが、やってみると意外とできたり、失敗しても「その時はタイミングではなかった」というだけの話です。


そして、ここが一番伝えたいことですが、

そういう「チャンス」とか「転機」というのは今逃すと次に回ってくるのが、何年後または何十年後になってしまうということです。


これは当店の例で言うと今いるスタッフを採用したのが、約2年前でその頃にも当店に入りたいと言ってくれた方はいたのですが、結局どこかの時点で諦めてしまって、そのまま2年経過した方は多分何も変わっていないと思います。


当店に入って揉まれたスタッフはすでに日本チャンピオンという称号とこれから一つの店舗を任される立場になり、しかも、これから入る方よりも2年以上の「信用」と「実績」を積み重ねているのでこれから重要な仕事が任される可能性は高くなります。


これからの2号店も同じことで、まだうまくいくかどうか分からないし、どんな方と仕事をするのかも分からないけど、「コーヒーをやってみたい」、「日々好きなコーヒーで誰かを喜ばせたい」という想いを大事にして飛び込む方はきっと2〜3年後は業界の中でもある程度の認知度になっていると思います。

※県内だと間違いなく名前が知られるバリスタになります。


そうなるようにこちらでプロデュースしていく予定ですし、このあたりは今はまだ想像できないかもしれませんが、お客様に認知されることもバリスタの大事な仕事の一つなので、当店は積極的に世に出していきます。


でも、その前にまずは履歴書を書いて、質問も一緒に送るというハードルが超えられるかどうかが一つの分かれ目ですが、これくらいのことを簡単に超えられる方でないとこの業界に認知されるような成果を出すのが難しいと思っています。


受けようかなと思ってくださっている方はいろんな感情を日々感じているかと思いますが、それは「やる気のある証拠」でもあると思っているので、是非言い訳を作って諦めずに「怖いと感じる方」へ飛び込んでみてほしいです。


そこにしか人生を変えるほどの「きっかけ」や「チャンス」はないので、きっとこれから大きく人生が変わっていくはずです。




スタッフ募集の最中なので、あまり私からとやかく言っても仕方がない(受けるかどうかは本人次第なので)のですが、もし自分で言い訳を作って諦めている方がいたら、自分で「人生を変えるきっかけを捨てる決断をしている」のだと気づいて欲しいと思って書きました。


当店のスタッフ募集を受けなくてもこれを読んだ方で「ドキッ」とした方は是非チャンスが来たり、この決断は「怖いな」と思ったら飛び込んでみることをお勧めします。


飛び込んで失敗したとしても後々笑い話のタネが1つできるくらいなので、そんなに痛くないことも知っておくと行動しやすくなると思います。




久しぶりに書き始めたら楽しくなって長くなってしまいました...。

最近、有難いことにお店の方も忙しかったり、検証することが増えたりで、全然時間が作れていませんが、また気が向いたら更新します。


履歴書を送ろうと思っている方は早めに送ってくださいね。

毎日そわそわしながらポストを見て一喜一憂しております(笑)



今日はここまで!

見ていただきありがとうございました!



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