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『スタッフ募集の目的』


先日7月31日(金)にスタッフ募集の第一弾が終了しました。

ご応募いただいた皆様ありがとうございました。


現在、書類審査中で、これから順次ご連絡させていただきますので、結果についてはもう少しだけお待ちください。


これからもまだまだスタッフ募集は続きますが、今回のスタッフ募集の目的や結果はどうだったのか?をお伝えしようと思い、この記事を書き始めました。


まず、今回のスタッフ募集に関する記事についてですが、私の伝え方不足や確認不足でややこしい文章になってしまっていた、という反省があります...。

眠くなりながら書いていたので、あとで読み返して誤字脱字が多く、かなり恥ずかしいことになっていました...。

本当に申し訳ございません...。



本気の方と仕事がしたいと思い、有料記事を読んだ方のみが応募できるようにしましたが、その記事が何個もあり、どれを読んだら良いかわからないなと自分でも思いました(汗)

今はまとめているので、少しは見やすくなったと思います。


もうちょっと考えてから実行に移せば良かったと思っていますが、それでも応募してくださった皆さまのことは私自身本当に尊敬しており、本気で当店の応募に向き合ってくださったことに対して感謝しております。

応募されなかった方の中にも応募をしようと悩んだ方はご自身の人生を一度よく考えるきっかけになったのではないでしょうか?

当店に入ったら未経験であれば、今よりもお給料は下がるかもしれないし、生活を変えないといけないかもしれない。


やりたい気持ちはあるけど、本気でコーヒーと向き合っている人に比べたら、自分はそこまで気持ちがないかもしれない、など色々と考えてくださったと思います。

今の仕事を選んだとしてもそれが今自分にできる選択であればむしろその方が良かったのかもしれませんし、今の仕事を少しだけ本気で続ける動機を再発見した方がいたらこのブログを書いた意味もあるので、私としても嬉しいです。


しかし、私が一番危惧しているのは「意思表示をしたにも関わらず、何も言わずに諦めてしまった方」です。

6月下旬に2号店のことを発表し、インスタライブを行った直後はすごい反響があり、メッセージやコメントもたくさんいただきました。

中には「面接まで絶対辿り着きます!」と直接ご連絡をいただく方も何名もいらっしゃり、スタッフはすぐに集まるのかもしれないと期待もしていましたが、蓋を開けてみればそれを伝えてくださった方は誰一人として応募して来なかったのです(汗)


私自身こういった方をよく見かけますし、今のスタッフにも何度も注意してきたことですが、私自身とても大切にしていることなのでこのブログにも書いておきますね。

小学生になる娘にも普段は怒ることはあまりないのですが、「やる」と言ってやらなかった時は、「自分でやると言ったことは責任を持ってやりなさい」と強く言っています。

小学生相手でもいずれ大きくなったときに「信用されない人」になる恐れがあるので、そこだけは守るように言っていますし、私自身も「やる」と言ってやれていないことがたまにありますが、そういう時は後からでもなんとかできないかをずっと考えています。


なぜ、こんなことに拘っているかは後半に書いてますが、まずは本題の「今回のスタッフ募集の目的」からお伝えしますね。


今回のスタッフ募集の目的としては2つあり、何を見ていたかというと、

1)モチベーションややりたいという気持ちが維持できているのか?

2)選択肢が2つあったら「楽な方」と「めんどくさい方」のどちらを選ぶのか?

を重視していました。


1つ目の「モチベーションややりたいという気持ちが維持できているのか?」は2号店の情報を上げてからスタッフ募集まで時間を置き、募集を開始してからも2週間くらいの募集期間を設けました。

その間にたくさん悩んだ方もいらっしゃると思いますが、人は大抵時間をかければかけるほど、「やっぱりやめよう」となるのが一般的です。


自分でも思い当たりますが、「これが欲しい!」と思ってすぐに購入したものって意外と後から使わなくなったり、後から考えてみると欲しいわけではなかったことがあります。

逆に「欲しい!」と思ってから一度は我慢して、少し時間をかけて「本当に欲しいのか?」を自問する時間を取り、それでも「やっぱり欲しい!」と思って買ったものは「本当に必要なもの」だったりもします。


これは購買心理などでも使われており、CMやSNSで話題になっているものをすぐ欲しくなったり、営業職では考える時間を与えずに契約まで結ばせてしまうのもこの心理を使っています。

※何度も引っかかっているので凄く気持ちが分かります。


 今回のスタッフ募集についてはこの心理を逆に利用し、その場の勢いや乗りで「絶対に受けます!」と言った方が本当に受けてくださるのかを試す形になりましたが、「やっぱり来ないか...。」というのが現実でした...。


その中でも応募してくださった方は本当に凄いなと思っております。

様々な理由から採用できない方もいるかもしれませんが、それでも尊敬しているのは事実で、これからも引き続きお付き合いさせていただきたいと考えております。



先にもあげた通り「自分が発言したことや意思表示したことについて責任を持っているのか?」も重要視しています。


軽井沢で働いていたとき、別荘で過ごされていた経営者の方に様々な質問をさせていただきましたが、その中でも「どうしたらやりたいことを実現することができますか?」と聞いたときに「小さな約束を守りなさい」と言われたことをずっと大事にしています。


どんなに小さなことでもいいので、「自分がやる」と言ったことを守れる人は信用もされますし、実績も積み上がります。

しかし、「やる」と言ってやらない人は信用が積み上がりません。


これは次くらいに書こうと思っていることですが、「これからは個人や集団が注目される時代」になると思っています。

一人一人の個人に信用や実績があるからお客様が安心してお店に来ますし、一人でも簡単に嘘をついたり、「できます」と言っておきながら「やらない」ようなスタッフがいたらお店のファンはすぐに離れてしまう恐れがあります。

お客様に対してでも自分に対しても「やります」と言ったことができないなら初めから言わない方が良いと思いますし、「できない」なら初めから「できません」と言った方が信用されると思います。


「できない」と言えるのは「自分自身の言葉の重み」を理解していないとできませんし、なんでも「できます」と答えてやる気を見せても、結果としてできなかったら発言した人に対しても自分自身に対しても嘘をつくことになるので、やめておいた方が良いと思います。


私自身も今回の経験でより「自分自身の言葉の重み」に気をつけなくちゃいけないなと思いました。

「2号店を作る」と言って今はまだできておりませんが、必ず作るので安心してください!



2つ目の「選択肢が2つあったら「楽な方」と「めんどくさい方」のどちらを選ぶのか? 」ということを見ていました。


ブログを有料で購入することってわざわざクレジットカードなどを用意したり、文章を読まないといけなかったりと「めんどくさい」ことですよね?

アカウントを作って、有料で購入して、履歴書を書いて、さらには質問にも答えないと応募ができない。

そんなめんどくさいことをするくらいなら今やっていることを継続した方が圧倒的に「楽」だと思います。


本を読むよりテレビを見ている方が「楽」ですし、コーヒーの勉強をするよりも漫画を読んだり、ゲームをしている方が「楽」かもしれません。

私自身もやることが多くなると現実逃避したくなる気持ちがすぐに出てくるので、そういう時こそ楽な方を選ぶか、めんどくさい方を選ぶかを考え、「めんどくさい」方を選ぶようにしています。


そして、大抵「めんどくさい」方が自分にとって後から正解だったなと思うことの方が多いです。

自分でお店をやることも全部自分で決めて用意しないといけないので「めんどくさい」ですし、スタッフを雇用することも責任が増えるので「めんどくさい」です。

さらには何千万円、何百万円と借金を背負わないといけないのであれば、できればやりたくないことでもあります。


でも、それ以上にやりたいことやこれから面白いことが待っていると思ったら頑張れますし、そんなめんどくさいことがあるからこそ夢が叶ったときの喜びも大きくなるんだと思っています。


それに楽な方って誰でも選べますし、好きなことを中心に生きていこうと思ったら「めんどくさい」こともやらなくちゃいけない。

楽な方だけを選択している以上、そこから成長することはないですし、学ぶことも少ないと思います。


筋トレも筋肉に負荷をかけるから効くのであって、自分ができる範囲でしか動かしていなかったら成長が見込めないのは当たり前でそれと一緒ですね。



履歴書を見たり、その方が今までどんな経験があるのかも重要ですが、まずは人として「自分がやると言ったことや決めたことをちゃんとやる人なのか?」、

「自分の成長のために時間やお金が使える人なのか?」の方が重要だと思いますし、私はそういう方と仕事がしたいと思っていますし、信用もできます。


信用がない方と仕事をするくらいなら私でもリスクは取りたくはありません。

素直で嘘を付かない方と一緒だったら、どんなにお金がかかっても、めんどくさいことでもそれぞれの夢や目標が当店で叶えられるならいくらでも前向きに行動ができます。


有料で記事を購入することでこちら側の意図を汲み取っていただける方なのか、自分のお金や時間を使ってでも本気でコーヒーや好きなことを中心に生きていきたいのか?を見ることができます。

「やります!」と言った方が本当に信用できる方なのかは履歴書が届くかどうかですぐに分かります。


少しハードルを高すぎてしまったかと思ったのですが、これから2号店に入る設備や2号店ができてからできることの広がりを考えたら、誰でも良いわけではなく、「真剣に一緒に仕事ができる方」を選びたいと考えております。


2号店の情報をあまり公開しないままスタッフ募集に入ってしまいましたが、近いうち導入する予定の機器やこれから2号店がどのようになり、KEYAKI COFFEEはこれからの時代どのように成長していこうと考えているかもお伝えしますね。


ブログを読んで共感してくださる方がいたら是非当店のスタッフ募集をご覧いただき、ご応募してくださると嬉しいです。

ハードルを上げた分、面接まで辿り着く方は少ないのですが、ここを通れば確実にコーヒーのプロフェッショナルとして活躍できるだけの素質をお持ちなので、私自身もお会いできるのを楽しみにしております。


今のところ少し工事の着工などが遅れて、10月頃のオープンとなる予定ですが、スタッフ募集は引き続き行ってまいります。

人数に達した時点で募集は終了しますので、ご興味ある方はお早めに過去の記事を読んだ上で、「履歴書」と私からの「ご質問」をお送りただけると嬉しいです。



本日はここまでです。

最後まで見ていただきありがとうございます!


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