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リーダー修行記50(プロリーダーの皆様への手紙)

このところ、事あるごとにフロアクラフトの話をしていますが、勘のいいみなさまならおわかりですよね。本番が近いんです。

これを読んでくださっている先生と同じフロアで踊ることは奇跡的確率のような気もしますが、書かないよりはマシだと思って書いてます。今これを読んでいる先生、そうあなたあなたです。本番のフロアでは、私のことは全力で避けてくださいますよう伏してお願い申し上げます。

という思いを込めて、しつこく視野の話をします。

私がリーダー歴2ヶ月にして初めて習ったピクチャーポーズはスローアウェーオーバースウェーで、改めて思い返すに「目線で回して気持ちで祈る」としか習っていない気がしますが、なぜか一番安定してできるピクチャーです。進まないステップ(ターニングロック~レフトホイスクとか、アウトサイドスイブル~コントラチェックとか)は大変に苦手なのですが、流れを止めないステップは、案外なことボディコントロールが楽な上にリズムのズレも方向もうまく調整できちゃうので好き。多分ちょっと得意。

と思いあがっていた先日のレッスン。
進みたい方向のスペースがちょっと足りなかったので、「スローアウェーってこういうとき便利よね~」と思いながら方向を変えて調整したら、パートナーをしていた先生に、「あ、あぶなっ…&%$O*+@‘‘:+*」と声にならない悲鳴をあげられました。

えっなんで?🐣

先生「あの辺から、どうする?どうするどうする!? って、冷や冷やしてたけど、よくいま方向変えられたね…😨」

えっ、だいぶ冷静にうまいこと調整できたと思うんだけどなんで?🐥

そもそも先生の指さす「あの辺」ははるか手前。あんなところから壁の位置が逆算できるわけないじゃない。

私「この辺(1メートルくらい手前)で、あ~壁があるう~って気づいて方向変えたんですけど何か駄目でした?」
先生「!?!?!?」
私「スローアウェー、決まったと思うんですけど何か?(ドヤ)」
先生「………うん、僕が度胸をつけるよ」

この話を友人男性にしたところ、全力で先生に共感されました。
「奥さんが運転する車の助手席に乗ってると『いつブレーキ踏むんだろう…』ってハラハラする」

う~む、これが視野の違いというものか、と人体の不思議には大変感銘を受けますが、ま、それでも友人の奥さんが赤信号に突っ込まないように、私もパートナーを壁に激突させたりしないと思います。信じてほしいな♪♪♪

とはいえ、私の視野は、自分の正面1メートル先が通れるか通れないかを識別するくらいしかないので、恐るべき視野をお持ちのリーダー様方から見ると未知の生物のような動きをすると思われます。心の安寧のためにも積極的に避けていただいた方が賢明かと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

ところで実はもうひとつ、私がずっと頭の隅に引っかかっている懸念事項があります。
それは、過去2回の逆転トライアル動画を見返していて感じた違和感で、真実は定かではないのですが…

先生がリーダーだと誤認されてる?

という瞬間があるのです。

リーダーはリーダーを観て位置関係を確認するものだと思いますが、よもや男性の先生がパートナーをやってるとは思いもよらないわけで、特に先生の背中側から観たら私の姿は完全に隠れて見えないわけで、まさかその背中が後退してくるとは思わないわけで…。
ぶつかりそうになって、「は!?」という表情されることもあれば、すれ違いざまに「ん???」という視線を送られることもあり、先生方の優秀なリーダー脳をバグらせてる感が否めない。

そういえば初めてのトライアルでは、踊り出す前に、隣りの先生に3度見されました。その先生とは、その後ひょんなことからお話する機会があり、『けやきさんの先生の立ち方が変だったから、おい!何やってんだ、大丈夫か?って肩をゆすりたい気持ちでいっぱいだった』と言われました。誠に申し訳ない(笑)

男女逆転はリーダーの視界がふさがれるのでそもそも危険なのですが、他のリーダーから誤認されるというリスクもあるのかなあと、実はだいぶ前から思っています。
燕尾×燕尾(正装には違いない!)でプロアマに出られたら最高なのですが、ただでさえ極小視野の暴走リーダー🐥、紳士淑女の皆様を危険にさらす気配しかないので、デモで我慢しようと思います。

トライアルは…先生に控室で触れ回っていただくしかない。
奇跡的確率で、これを読んでくださっている先生が同じフロアにいらっしゃった場合は……わかってますよね?

追記: サムネがナチュラルターンに入るときの私の視界です。視野云々の前に物理的に見えてないです。

(本番につづく🐰)

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