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「生きてることが辛い、死んだほうが楽。」ってのは物理学視点では当たり前の話。

こんにちは、Key-Performanceの井畑です。

今日も人間観察楽しんでますか?


今回はちょっと人間観察っていうより、人間心理を物理学の視点から見たらどんな解釈が出来るかって話。

一応僕は早稲田大学で生物学勉強していたので、物理はプロフェッショナルではないけどアマチュアの中ではそれなりにかじったほうです。

では本題。よく「生きてることが辛い、死んだほうが楽。」って言う人がいますが、物理学の視点でいうと「そんなの当たり前じゃん」になるんですよ。

熱力学の第2法則を考える

みなさん「熱力学の第2法則」ってご存知ですか?

超簡単に言うと「熱は熱い方から冷たい方に伝わり、逆は存在しない」ってことです。

これは当たり前ですよね?0度の水の入ったペットボトルをずっと握っていたら体温と同じ位にはなりますが、どんなに握っても決して沸騰はしないですよね笑

この法則はエネルギー全般にも当てはまって、基本的にエネルギーは高いところから低いところにしか流れません。そしてその反応はエネルギーが均一になったところで止まります。

冷蔵庫の仕組み

ここで、熱力学の第2法則を無視した発明を考えます。例えば冷蔵庫。

冷蔵庫の仕組みはどうなっているかっていうと、基本は「汗をかいたら体温が下がる」と同じなんです。液体は気体になる時に周囲の熱をたくさん熱を奪う。この事を利用して、液体→気体→また液体→気体………のサイクルを繰り返す事で冷蔵庫内を冷やしているんですね。

そしてこの「液体→気体→また液体→気体………」の部分を作動させるために「電気エネルギー」を消費しています。

つまり、熱力学の第2法則を無視するためにはエネルギーが必要なんです。

ここまでのまとめ

・熱は高い方から低い方に流れる(熱力学の第2法則)

・その流れに逆らうためには別のエネルギーが必要


生命活動は熱力学の第2法則に反する

上で説明した通り、僕たちの住んでいる世界の物理法則は「平衡・均一」に向かって動いています。すべての分子がランダムに動く状態に向かっていると言ってもいいです。

そのランダムに動くモノに法則性を与え、動きの流れや秩序を作るためには「エネルギー」が必要です。

そして生命活動なんてその最たるもの。生命って秩序だった機能を維持するためにはメチャメチャエネルギーが必要なんです。

だから生き物は生きるために食べないといけない。エネルギーが切れると生命って秩序を維持出来なくなりますからね。これが「死」です。

だから、僕たちは「生きているよりも死んでいる方が物理法則に従っている」んです笑

この視点があると「楽しいこと」に目が向く

まず、生命体の存在そのものがそもそもドMな事が分かりました。

よく「生命の目的は子孫繁栄だ!」って聞きますが、僕は「えっ、反映してどうするの?」って思っちゃいます笑

だって生命はそもそも物理法則に反していて、だから生きるって事は基本的に辛いことだから。

でも、逆にこの視点を持ったことで僕は人生が前向きになりました。僕も時々「なんでただ生きているだけでこんなに辛いんだろモード」になるのですが、この発想を持ってからは「違う違う。そもそも生きることはベースが辛いことだから。辛いことやってんのに辛いことを嘆くのは前提が間違っている。どうせ生きるなら辛いことの中にある『楽しいこと』に目を向けないとまじで生きている意味ない」的な感じで捉えられるようになりました。

まとめるとこんな感じです。

人生は楽しいもの前提→辛いことがあるとダメージがデカイ

人生は辛いもの前提→楽しいことを見つける事が目的になる

なので、今辛くて逃げたい方がいらっしゃったら、その感覚は至極まっとうなものです。死にたくなる、物理的に正常な反応です。

でも、「そもそも辛いもの」って前提で考えるとむしろ「楽しいこと」に目が向きます。

どうせ辛いこと前提の人生を生きているなら、楽しいことに目を向けた方が得しませんか?


って事で今回のnoteはここまでです。ちょっと人間観察的な視点からはズレちゃいましたが、知っておくと気持ちが楽になる話だと思ったので投稿しました!

ちなみに、「楽しい事がない!」って方はぜひ人間観察サロンに入会を!

それではまた次回もnoteでお会いしましょう。

Key-Performanceの井畑でした!


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