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ChatGPT vs Google Bard - 家計のやりくりを考えてみてもらった!

自分のお金のやり取り、皆さんは普段どうされていますか?私は、家計簿アプリ「Moneytree」にすべての情報を紐づけて管理をしています。現金を使う機会も減ったので、クレジットカードや電子決済などのデータをアプリに紐づけておくと、細かい使い道まで一覧で出てくるので便利です。

ということで今回は、ChatGPTとGoogle Bardに、家計収支の最適化について聞いてみたいと思います。さすがに私のリアル家計簿を公開するわけにもいかないので、月収と貯蓄額は、参考データをベースにやってみたいと思います!※参考データは本ページ下部に記載

前提条件

私:
下記のプロフィールを持つ対象者について、「支出項目一覧」に合わせて一般的に適切と思われる月間の支出金額(円)と全体に対する割合(%)を算出してください。なお、アウトプットは、表形式でお願いします。

▼プロフィール
名前:Keyさん
年齢:40代
性別:女性
居住:東京都23区、一人暮らし
月収:325,000円(税引前)*
貯蓄:530万円(全て普通預金)*
* 参考データから取った平均値であり、私個人の収支実態とは異なります。

▼支出項目一覧
住居費:家賃、住宅ローン、駐車場代などの支出
水道光熱費:水道代、電気代、ガス代などの支出
通信費:スマホ料金、インターネット料金などの支出
食費:外食費や食材購入費、酒代など飲食に関わる支出
日用品費:掃除道具やシャンプー、ティッシュペーパーなど日用品の支出
被服・美容費:洋服や靴、アクセサリー、化粧品やエステなどの支出
交際費:デートや飲み会、友人・知人へのプレゼントなどの支出
趣味費:サブスクリプションサービスの利用料、書籍など趣味に関する支出
交通費:電車やバスの運賃、ガソリン代などの支出
医療費・保険料:通院費や医薬品の購入費、生命保険や医療保険などの支出
寄付:営利目的ではない組織や個人への寄付支出
自己投資:勉強、資産運用、貯金などの支出

ChatGPTに適切な支出割合を出してもらった!

🤖 ChatGPT-4:
以下に示す表は、一般的な40代、一人暮らしの女性(特に東京23区内に居住)に基づいて計算しています。しかし、個々のライフスタイルや優先事項により、実際の支出額は異なる可能性があることをご了承ください。

ChatGPTに適切な支出割合を出してもらった!

月収325,000円(税引前)に対して、合計支出は303,000円となり、約93.2%の支出となります。差額の22,000円は未分類の支出や貯蓄に充てられると考えられます。

なお、税金や社会保険料など、上記に含まれていない支出が存在する可能性もありますので、全体の予算管理を行う際にはそれらも考慮に入れることをお勧めします。

また、今回のシミュレーションでは「自己投資」を10.7%としましたが、これは個々の価値観や目標に大きく左右される部分であり、この項目に更なる投資を行いたいという場合には、他の項目の支出を見直すなどして資金を確保することも一つの手段となります。

Google Bardに適切な支出割合を出してもらった!

🦤 Bard:
はい、喜んでお答えします。Keyさんのプロフィールと支出項目一覧から、一般的に適切と思われる月間の支出金額(円)と全体に対する割合(%)は以下のとおりです。

Bardに適切な支出割合を出してもらった!

なお、これはあくまでも一般的な目安であり、実際の支出金額や割合は個人のライフスタイルや状況によって異なります。


ChatGPT vs Google Bard 解答結果の比較

以下がChatGPTとGoogle Bardの解答結果比較です。気になる点を見ていきましょう〜。

ChatGPT vs Bard、家計のやりくりを考えてみてもらった!

合計
余剰を残すGPTとキッチリ使いきるBard。GPTは「差額の22,000円は未分類の支出や貯蓄に充てられる」と添えられており、波のある月の支出に遊びを持たせた構成となっています。

居住費&水道光熱費
若干の差がありますが、両項目を足すと同じくらいなので、両者共に認識にズレは無いようです。
※(追記)と思ったけど、やっぱりGPTの方が高いですね。固定費はかかるが住まいにはこだわれということかな?

通信費
GPT 8,000円(2.5%)に対してBard 30,000円(9.26%)と、ここはだいぶ差が出ています。Bardはちょっと高すぎでは…?今は、格安スマホもありますし、私個人の出費としてもGPTの方が近い感じです。

食費、日用品費、被服・美容費
合計の割合で見ていくと、GPT 18.4%に対してBard 24.77%と、Bardの方が生活の豊かさに焦点を当てた構成比となっています。

交際費、趣味費
交際費単体ですとGPTがやや多いようですが、趣味費と合わせると両者とも15,000円と同じになります。

医療費・保険料
GPT 20,000円に対してBard 10,000円と倍くらい差がつきました。まぁ、40代で一人暮らしの設定ですし、そろそろ健康には不安要素が多い世代なのは間違い無いです…。月の支出には計上しなくとも、貯金等でいざというときのお金は持っておきたいですね。

自己投資
GPT 35,000円(10.7%)に対してBard 10,000円(3.08%)と3倍以上の差がついています。GPTの方が自己投資に熱心なようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

家計の収支は、家族構成やライフスタイル、また家賃なのか持ち家かなどでも大きく変わってきます。資産運用の構成比などもリスクに対する価値観によって大きく変わってきますので、皆さんそれぞれの実態と価値観に合わせてAIに聞いてみると、良いアドバイスがもらえるかもしれませんね。

世の中には、今回取りあげた支出項目それぞれに星の数ほどのサービスがあります。冒頭にご紹介した、私が使っている家計簿アプリ「Moneytree」では、カードの利用履歴なども全て登録されていますし、その人の支出実態やライフスタイルに合わせたサービスの提案も今後益々精度が上がってきそうですよね。

私「この洋服可愛いな〜、でも高いなぁ〜、でも欲しいなぁ!!!」
なんて時に、
AI「あなたの収支実績を見ると、今買うべきはその洋服ではなく、ユニクロの2,980円のブラウスかと思います。購入リンクはこちら。」
なんて言われたら、ちょっと冷めちゃいますよね 。゚(゚´ω`゚)゚。

時として不合理な意思決定をするのも人間くさくて良いなぁと思ったりします。AI活用もほどほどに♪


参考データ

以下、今回参考にした情報です。

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