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【北国のP】Onlineアイマス学会参加(発表)に寄せて-感想編-

先日、アイドルマスター15周年記念生配信Day1と同日の7/25(土)に行われました、『Onlineアイマス学会』にて発表者、そして聴講者として参加いたしました。
ここでは、このOnlineアイマス学会にて発表された22名(自分は含まない)の発表について僭越ながら感想を書き連ねていきたいと思います。

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※備考※
・Onlineアイマス学会ツイプラ(https://twipla.jp/events/447758
・アーカイブ(https://www.youtube.com/watch?v=JJ9Sa6PHKCk&feature=youtu.be
・見出し画像(本編背景)作者:マルぬ様(@maru27163218)

1.感想を書くにあたってのご挨拶

まずこの感想を書くにあたり、この場にてご挨拶させていただきます。
(本編の感想には触れていないことなので、次の項目まで跳んでくださっても大丈夫です。)

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【主催陣の皆さん】
お忙しい中で準備から当日までの企画、運営、配信作業、お疲れ様でした。
また、このような機会を創っていただけたこと非常に嬉しく思うのと同時に、発表者としてご一緒出来たこと光栄に思います。
公式からの生配信が想像以上のものだった中、本当にお疲れ様でした、ありがとうございます。

【発表者の皆さん】
昨今の事情から、リアルイベントなどの供給が公式、非公式(身内内での集まり含む)問わず難しい中で、モチベーションを上げて作成する事が難しい時もあったかと思われます。
そのような中に置かれましても興味深いお話を披露して頂けたこと、そして同じ時間を共に皆さんと過ごせたこともまた嬉しく思います。ありがとうございました。

【会の聴講&この記事をご覧になっている皆さん】
この度はお時間を作っていただき誠にありがとうございました。
15周年という記念の節に行われた公式生配信がある中で見て頂いた聴講者の皆さん、本当にありがとうございました。(2窓視聴など大変だった事でしょう…)
そして今閲覧してくださってる貴方様、本編をご覧になっていましたら「こういう感想もあるのか」と、もし視聴がまだでしたら「見てみようかな」と思えるそんな内容にしたいと思っておりますので、最後までお付き合いくださいませ。

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少し堅苦しいかな?とも思ったのですが、どうしても感謝しておきたかったので、先にお堅めの内容を持ってきました。次の見出しからは皆さんお待ちかねの感想タイムに入りたいと思います!
まずはここまで読んでいただき………Thank You!


2.全体感想

全体として発表内容が多岐にわたっており、バランスよかったかなと感じました。
765(ぷちます含む)/シンデレラ/ミリオン/SideM/シャニ
5ブランドの内容がすべて揃っていたことも有り、見ごたえもあります。

内容も、王道の感情を揺さぶるダイマ(宣伝)から趣深い内容(通称:ぶっとんだ内容/キマってる内容)まであり、濃い内容となっておりました。

そして、このイベントならではの楽しみ方として発表方法(スライド作成/話し方 など)も見逃せませんでした。
話し方については、テンポ感や抑揚がもう少しあったら、もっと良くなるかな…?という場面もありましたが(偉そうなことを言ってごめんなさい)資料は全体的に見やすくわかりやすかったです。

3.個別感想

ここからはお一人ずつ感想を書かせていただきます。
(ライトニングトークはまた別記事にて記載したいと思います。)

『Future changes by my song,your song.』/わっとう。Pさん
「役で読み解く歌唱曲」
ミリ7thにて歌唱されたD/Zealの持ち歌以外(二人の個人曲)について、アイドルのジュリア、最上静香ではなく、役である"D/Zeal"を基盤として読み解くという内容でした。
私は楽曲の歌詞もまた一つの読み物(文章)、読み解く前提が変われば意味も捉え方も変わってくると考えている人間なので、抵抗なくスッと入ってきました。

歌詞解釈は一種のバーナム効果なのかもしれませんが、それが物語を深める良いアクセントなのかもしれません。

『Make me happy?』/オミ~Pさん
「人が沼に墜ちる瞬間(とき)」
タイトルが恵美の1stソロ曲から来てると確信していたので、どのように紹介されるのかが非常に楽しみでした。
結論から申しますと非常に丁寧で奇麗なダイマでした。
"所恵美"における、内と外、既存ライブの昂るポイントから恵美が抱えるものにも触れ、両面から見た内容でもありました。

「担当の当たり前は、担当外の当たり前ではない」という事を押さえて沼に導く素敵な発表でした。

『幸せの法則』/こがねPさん
「幸せの先は…」
直前のオミ~さんの発表のダメージが…ということで色々とご愁傷様です。。
3種のアイドル達から見る「幸せ」について「幸せ」という抽象的な言葉だからこそ、その見え方が個々によって違うのかなと。

双子アイドルの"妹"が担当ということで、そこに通じるものは何かあるのかな?という疑問もありました。あと亜美&真美の姉妹逆転問題ですとか。。。(当日質問できずごめんなさい)

『アイドル、キャスト、ソロ曲から紐解く「ミリオン"ライブ"の歴史と魅力について」』/ソフテニマンPさん
「経験と成長と」
ある特定のアイドル(演者さん)にスポットを当て、今迄のミリオンライブ(リアル公演)を振り返るという内容でした。
個人間で仲良くしてることも有り、この発表は何が起因したのかなとなんとなくわかって(いるような気がして)いました。
※前にもう一人の友人含め3人で「ミリオンライブどのソロ曲でどの公演が好き企画」を39人分全員やりました。

うんうんと頷くことも多かったです。

『お願い!「蒼穹」-渋谷凛のカバー曲-』/温泉半熟卵Pさん
「蒼穹に希望を」
シンデレラガールズ”渋谷凛”のカバー曲『蒼穹』についてどのような意味が込められているのか、原曲の『蒼穹のファフナーHAE』から導き、再会という意味も持つこの曲を歌唱してほしい"希望"という願いにつなげたお話でした。

「大丈夫 必ずそこへ帰る」という凛に対し発表者である温泉半熟卵さんはこのような思いなのではないでしょうか。
「待っている。俺は、ずっと」-真壁一騎-

『自然ぷち化学~はるかさんの増殖メカニズム~』/LotusPさん
「すこしふしぎないきもの」
以前アイマス学会in北九州にて「いおビーム」の発表をした方という認識から入りました。
ぷちますの"はるかさん"が増殖する基礎情報とメカニズムを一見さんにもわかりやすく(?)ご説明、検証されていました。

生物は高校生以降触れていなかったので、目が点になるのではないかと不安になりましたが、コミカルな内容にもなっており楽しい発表と感じました。

今日も元気にぷっちまーす

『3セットあるよサンセットノスタルジー』/J@QPさん
「3セットあったねサンセットノスタルジー」
この感想を書いているとき、窓が開いていたせいで少し寒かったです。上の一言コメントのせいではないです。たぶん。
サンセットノスタルジーの構成要素をメンバー3人の描写を基に魅力を伝えるとても情熱的な発表でした。

何年も前からモバデレを触れていることもあり、ある意味身近なユニットでした。一方で恐縮ですがユニット名とメンバーが結びついていなかったため、発表を見ることでユニットそして3人の知見を得ることができました。

『藤原と桐生の非公式共通項』/7時間目のNGPさん
「Create&Raise」
二人のアイドルについて"公式の"共通項がないなら自ら作っていくという気概を示した発表でした。
最初のうちは「よくある妄想」として捉えてしまいそうでしたが、見た目/性格の共通項を細かく丁寧に図示し、独自のプロデュース活動にて実績を示すことで、納得感のあるお話に昇華されていました。

オリジナルユニットはどことなくアイマス2を想起しておりました。
「藤桐絢爛」名前の意味、理由、経緯をお聞きしたかったですね。

『伊集院北斗の「危険性」についての考察』/るまPさん
「危険、あるいは逃げられぬ愛」
公式からも「危険」というキャッチコピーを付けられる"伊集院北斗"の危険性をその印象と実像のギャップからひも解くという内容でした。
個性と知性、努力と慈愛。そして過去。青の系譜と呼ばれる分類に入る理由も今となっては納得感があります。

個人的にはアニメ9話最後の台詞で印象が大きく変動した"アイドル"でした。

『アイドルが眼鏡をかけたり外したりする理由』/重村聡Pさん
「象徴と実像を結ぶ」
カップリング論争並みに起こる論争と勝手に思っていた眼鏡論争について、外す側の理由をピックアップしつつ、その理由も知ってほしいという内容でした。
実際に眼鏡の有無はかなりのイメージ変化を起こし、目に見えやすい"変化の象徴"(故に意見も分かれやすい)普段とアイドル 双方の自分におけるスイッチング機能も兼ねているのかなとも。

シンデレラ以外のメンバーのお話も聞いてみたかったですね。

『動点Pとの距離を求めよ~アイドル・三峰結華の虚部と実部について~』/にしこりさぶろ~Pさん
「器用でありたい不器用なこ」
噂に聞く、シャニマス拗らせ案件筆頭格という完全な偏見でお話を聞いておりました。

言い方は悪いかもですが、器用でありたい不器用なこなんだなと。
19歳という"子ども"とも"大人"とも形容しがたい年齢ならではの距離感、そんな印象も受けました。

『理由あってアイドル!ようこそ315プロへ!』/なぐPさん
「SideMレッスン 初級編」
SideMという"全人類対応型アイマス"の入り方を簡潔かつ要点を奇麗にまとめられており、「どうすればSideMを布教できるのか?」という方にも参考に出来る内容でした。

私もまだまだではありますが、SideMに触れてきたPでもあるので、また少しずつ周りにおススメしていこうかなと思いました。
グリツア参加はしたので、次は周年ライブの現地に行きたいですね。

『佐久間まゆのヒストリーコミュ』/ふーすPさん
「iと愛」
ヒストリーということで、"佐久間まゆ"の歴史をまさに年代順でその変遷をわかりやすく解説された内容でした。
数年前より"佐久間まゆ"ヤンデレorノットヤンデレ論争が起きていると勝手に感じていたのですが、それがどうして起きていたのかなんとなくわかった気がします。

まさに一人の成長をどう理解しようとするのかで変わっていくアイドルの一人だと思いました。

『[あの日の私を受け止めて]衣装考察』/ほのぼのスパイスPさん
「分岐進化のアイドル」
アイドル"岡崎泰葉"の衣装考察と楽曲に寄り添った考察展開でした。
最初の説明でこの考察は主解釈ではないと述べられていましたが、恐縮ながら詳細情報については疎かったため、素直な気持ちで拝見出来たかもしれません。

ガールズ・イン・ザ・フロンティアは様々なPの間でも担当と交えて語られることが多い曲でもあったので、こちらはふむふむと思いながら拝見させて頂きました。

『白石紬にとっての「花菖蒲」とは何か-瑠璃色金魚と花菖蒲から読み解く-』/かめぴPさん
「詩(うた)を読む」
楽曲の概念的構造(アイドルとしての楽曲/キャラソンとしての楽曲)から読み解く個人楽曲について丁寧にお話されていました。
楽曲歌詞から考察/解釈を行う手法は私もよく使うので、興味深く拝見させて頂きました。

デレのCM以降のソロ一曲目は割とアイドル紹介曲という意味合いが非常に強いと感じているので、とても趣深いお話と感じました。

『前川みくについて』/タックPさん
「プロフェッショナル アイドルの流儀」
"前川みく"というアイドルについて細かく丁寧に、そして奇麗にまとめられたダイマでした。
個人的にはメディアの露出(アニメ、コミカライズ等)が多め且つ、最初のエリアボスという意味でも比較的ポピュラーなアイドルという認識ではあったものの、ポピュラー=知ってるという意味合いでもなく、逆に知らないことも多いなと。

ある種初心に返ったような気持ちになる発表だと感じました。

『ぷちますがく!~ぴよぴよとホバリング~』/兎翁Pさん
「とてもまじめな わるふざけ」
ぷちますにおける"ぴよぴよ"の飛行について物理学(?)を用いて解明していこうとするお話でしたが、事前に発表の内容をチラ見していたことも有り、非常に楽しく拝見させて頂きました。

公式や方法、その他言動については頭上に?が浮かんでいたのですが、その手順については論理的かつ謎の納得感があるものでした。

『十時愛梨 15分では収まらないその魅力』/ながさわPさん
「あなたと紡ぐ物語」
前回ICMAS2020の際には具体的な「シンデレラガール」へ向かうお話をされていましたが、今回は直前に実装されたカードについてお話されると共に読み解き方もお話されていました。
過去を思い出として今を紡ぐ、まさに思い出バーストだと。

余談ですが前回の発表後、無印ストーリー読破&パートナーストーリーを読み進めるくらいプリコネに嵌りました。

『木村龍という人間について』/あくにんPさん
「不運の先にあった幸運」
"木村龍"のイメージや考え方から始まるアイドルのダイマでした。
発表もさることながら、資料に他ブランドのイメージ図を使用することで、なんとしても伝えたいという気概を感じます。

偏見で恐縮ですが、今迄SideM の発表を行ってこられた方々との共通項(テンションの上がり方や感情の吐露)も感じ「全国で見ても同じなのか」別な興味も沸きました。

『篠宮可憐の成長を楽曲から考える』/じょーたけPさん
「勇気を成長の糧に」
基本情報を押さえたうえで"篠宮可憐"という女の子について、ソロ楽曲からさらに読み解くというお話でした。
歌詞解釈含め、発表者さんは本当に篠宮可憐と共に歩んでいるんだな という温かさもお話を聞いて感じます。

以前の第2回札幌学会においても"篠宮可憐"のお話を聞いていたので、より知見をえられたきがします。(札幌学会アーカイブ

『アイドルがもたらす経済効果-高槻やよいのGO MY もやしWAY-』/ゆーすけPさん
「高槻経済学」
「やよいはいいこだなぁ」で有名な"高槻やよい"の基本情報から、やよいがもたらした経済効果について言及する内容となっていました。
経済規模やその効果を改めて見ると大きいコンテンツになったと感じるところです。

毎年行われるとある府のとある市、某定食チェーン店さんのお祭りが今年は無くなってしまったことは記憶に新しく、来年は開かれる事を祈っております。

『The Next Phase of SHINYCOLORS』/NestlePさん
「虹かかる空へ」
シャイニーカラーズのブランドについて基本情報を冒頭にまとめつつ、今迄のシャイニーカラーズの歩みと周年単位のテーマについて考察された内容でした。

1stライブでアイドル達を「虹」と称し、新ユニットの登場、そこから最終的に7つのユニットが登場するのではと。
「緑」が残っていることについても、数多く考察がありますのでその一つとして非常に面白い内容でした。
4thが楽しみです。

4.最後に

読破お疲れ様でした。
ここまでお読み頂きありがとうございます。

いかがでしたでしょうか?
少しでも私の語彙で皆さんの発表に「興味がわいた」「もう一度みたい」 と思って頂けると幸いです。

ここにLT(ライトニングトーク)の皆様と、私の発表については記載しておりませんが、後程またまとめようかなと思っております。

最後に
このアイマス学会の輪が末永く広まっていく事を祈り、今回は筆をおきたいと思います。

お気に召しましたら、サポートをよろしくお願いいたします ※頂いたサポートは主に下記事項に使用いたします。 1)創作活動の材料費 2)企画の運営準備金