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写真展「ほのめく」 at boketto レポート

こんばんは。来週試験がありめちゃくちゃに焦っている鍵なしです。
昨日、山本勇夢さんの写真展「ほのめく」に行ってきたので、見てきて思ったことをメモしておこうと思います。

場所は阿蘇空港の近くのbokettoというオシャレショップ群の一角、菱形のような建物の中でした。中は開放的で、木漏れ日が窓から差し込み、建物内はヒノキ(だったかな...)の匂いで満たされていて、とても落ち着いた気分になれます。

阿蘇で撮られた写真が展示されていました。雪や霧、雲のなど、季節によって毎年やってくる変化、阿蘇の周期的な変化の中に、人の生活という別のベクトルの変化がある景色。そこに動物の一瞬の表情や野焼きの炎の一コマ。例えるなら、実家に帰省していた休暇が終わり、自宅に帰った後、祖父母は今何をしているのだろう、いつも通りの生活をしているのだろうかと考えている時と同じ気持ちになりました。祖父母の周期的な生活の中に僕たちが加わり、去る、しかし祖父母の生活は今までのように続いていきます。

そして建物の奥には大きな写真が展示されていました。阿蘇の巨大な山の斜面の下に小さな人影がありました。対面にはカメラを構える女性と雪景色の写真。巨大な阿蘇の自然のサイクルの中に混じり込む人の生活がありました。あまりにも巨大で、宇宙について考えているような気持ちです。あまりにも途方もない。


という感じのことを思いながら展示を見ていました(文体をカッコつけてしまいました...)。山本さんもとてもいい人で充実した時間でした。熊本のbokkettoで11月24日まで開催されているので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

on the way and at boketto

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