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【ショートストーリー】昼下がりの声

容赦なく照りつける日差しが、夏の訪れを知らせていた。

図書館へ続く道にはずっしり重そうな30cm大の花を付けた2m超えの向日葵があり、甲高い声を上げて遊ぶ子どもたちを見守っている。

そういえば昔「日向葵」と書いた作文を提出して教師に叱られたっけ。

厳しかったけど、いい先生だったな。

思わず浮かんだ笑みを消して再び歩き始めると、誰もいないはずの背後からポキポキという音が聞こえた。

「いやあ、けっこう肩凝るんだよね」

・・・え?




お花見企画に参加するのは初めて。
楽しく書かせていただきました。
yuca.様、ありがとうございます。

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