「バットがこれ以上飛ぶようになっても意味がない」説
私、バットについて考えるのが大好きです。
バットが好きすぎて以前、大作のnoteを書きあげました。
バットに関する投稿は人気でして、上記のnoteは閲覧数が常にトップ3にランクインしています。
やはりバットって惹かれますよね。
そんな今日この頃ですが、軟式バットに関して新しい考えが沸々と沸いてきています。
クーニン氏のつぶやき
まずこちらをご覧ください。
日本を代表する草野球Youtuber、クーニン氏が昨日アップした動画です。
動画の前半は直近の試合の振り返りですが、後半から最近愛用しているバットについて語っています。
彼は今まで王道のミズノ・ビヨンドマックスシリーズを使用してきましたが、手のケガを機にMarruciのワニクラッシャーに切り替えたそうです。
それでは本題へ。
「バットがこれ以上飛ぶようになっても意味がない」説
それはクーニン氏が唱える「バットがこれ以上飛ぶようになっても意味がない」という説です。
※若干私が脚色しています、悪しからず・・・
球場によって多少差はあれど、仮にフェンスがあれば80 m~100 mくらい飛べばルール上、ホームランになる訳です。
フェンスがないだだっぴろい球場も中にはありますが、要点として野球というのはルール上、フェンスを超えればホームランになるし、それがフェンスをギリギリ超えようが、おもいっきり超えようが同じホームラン、という話です。
クーニン氏曰く、10年以上前のウレタンバットですらティーバッティングでホームラン並みに飛ばすことができるそう。
だからバットの反発力であったり、どれくらい飛ぶか?という点についてはあまり気にならないそうです。
どれくらい飛ぶかよりも、振りやすいか、自分のバッティングに適したバランスかの方が重要とのこと。
私はそんなに飛ばせないけど言いたい事は分かる
「古いバットでもウレタンならティーバッティングで100mくらい飛ばせる」とクーニン氏がおっしゃっていますが
「そんなに飛ばせる人は滅多にいないよw!」と私は突っ込んでしまいました笑
でも言わんとする事は分かります。
自分に当てはまる解釈をすると、結局のところいくら飛ぶバットを使っても適したタイミング、適した角度でボールを打たないと飛んでいきませんから。
今後の軟式バット界隈は変わっていくと思う
ウレタンバットはとにかく「飛ぶ!!!!」をウリにしてきましたが、今後は変わっていくんじゃないかと思います。
実際、ZETTのモンスターブラックキャノンであったり、SSKのMM18, MM23は「振り抜きやすい」というのがセールスポイントです。
もはや飛ぶだけでは選ばれなくなってきているのではないでしょうか。
「飛ばす」というロマンは我々の心を掴んできましたが「ちゃんとミートできなければ意味ないよね?」という目を瞑りたい事実に対して向き合わなければいけないと、皆さん気づきはじめているのではないでしょうか。
レガシー2はまだか?
レガシーの新作、レガシー2が今年の夏にリリースという噂でしたが、全然ニュースが入ってきません。
過去のビヨンドシリーズの"2"は毎度「重くはなるけどもっと飛ぶようになった!」というモデルでした。
しかし昨今の振りやすさを重視するトレンドに逆行するので、売れるのかな?と個人的には気になっているところです。
ビヨンドシリーズの新作ともなればプロモーションにお金も時間もかけるし、来週発表して月内に発売開始なんてことはありえません。
予告の予告からはじめますからね・・・最初のニュースから実際に発売されるまで三か月くらいはかかるんじゃないかな・・・
そう考えるともう今年の夏の発売はないはず。
出すとすれば秋頃。
まとめ
バットに関して色々と妄想した内容を綴りました。
私はクーニン氏のように飛ばすことはできませんが、それでも彼の言わんとする「もう飛ばすよりも振りやすさの方が大切」という話は納得できます。
ひと昔前に流行っていたローリングスのハイパーマッハ的な感じではなく、ウレタンで十分に飛ぶけど操作性も良い!みたいな。
そんなこんなで飛ぶだけでは選ばれなくなるんじゃないか、という話でした。
それではまた!
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