ダイエット3か月目で後悔していること集
普段は草野球命の私ですが、昨シーズン終了後完全にダイエットが趣味になりました。
元々は体脂肪率が20%台でして、シーズン開始前までに15%を目指そう!と思ったのですが、初戦まであと3週という現時点で14%台まで下がっています。
何ならより高みを目指そうと思い、12%台を新たに目指している次第です。
振り返ると割かし順調だったのですが、一部失敗したなと思うことがあるので、今回は失敗談をまとめてみようと思います。
カロリーの設定数値
・焦らず
・ゆっくりと
・時間をかけて
ダイエットを真っ当に行う上でこういったキーワードがよく出てきますが、私は反対のことを考えていました。
早く結果を出したかったし、焦っていたのです。
その結果、「最初から一日の摂取カロリー量を低く設定してしまった」という失敗を犯してしまいました。
ダイエットの大前提
この失敗を語る上で触れておかなければいけないのが、まずダイエットをする上で絶対的に必要なのが一日の摂取カロリー量を正確に把握すること。
そのためにはアプリを使うのが一番お勧めです。
私が使っているのは「あすけん」です。
このアプリを使えば様々な料理やスーパー、コンビニで売っている商品が登録されているので、一日に食べたものを簡単に登録・集計することができます。
そして摂取カロリー量が自分の消費カロリー量を下回れば「痩せる」のです。
しかし、自分の消費カロリー量なんて最初は全然分からないんですよね。
身長や体重や年齢などから、およその自分のデフォルトの新陳代謝は察しがつくのですが、トレーニング等も含めた上での消費カロリーというのがまったくの未知でした。
トレーニングだけでなく、通勤だったり、家事だったり、そういった物事が全部消費カロリーに繋がる訳で、計算するのがなかなか難しいのです。
消費カロリー
結論から言うと私の場合、3か月ダイエットを続けて蓄積したデータから考えるに、一日の消費カロリーは2,500kcal程のようです。
だから2,499kcalまで食べても今より太りませんよ、と。
そして正しいダイエットのやり方として一日の消費カロリーが2,500kcalの場合、なるべくこの消費カロリーに近い摂取カロリー量からダイエットを始めるのが正解とされています。
例えば2,400kcalとか、2,300kcalとか、そのあたりですね。
しかし私はいきなり2,000kcalから初めて、3か月目の現在は大体1,900kcal切るくらいの食生活です。
これの何が悪いかというと、一応巷では「身体が低いカロリーに順応してしまう」=「痩せにくくなる」ということです。
とはいえ結局目標数値までスンナリ到達したし、言われる程のデメリットは感じませんでした。
後悔している理由
しかし自分で後悔している理由は「もっと楽をできたはずだから」です。
上述の通り私はダイエット開始時から2,000kcal前後で過ごしましたが、2,000kcalと2,300kcalでは食事の内容が大分変ってきます。
本当なら最初の頃、2,300kcal食べて問題なかったのに、わざわざ2,000kcalまで摂生して過ごしていた自分がちょっとかわいそうだったなと思う訳です。
確かにその分、最初の頃は凄い勢いで体重と体脂肪が落ちましたが、身体にはちょっと負担だったかもしれません。
何はともあれ、焦ってしまったからこそ摂取カロリー量を低く設定してしまったので、これからダイエットに取り組む人には是非時間に余裕をもってダイエットに取り組むことをお勧めします。
まぁ何をもって「余裕」なのかが、これまた難しいのですが・・・
余裕を持ったスケジューリング
身体代謝の割り出し方は巷に出回っているので割愛しますが、まず最初は消費カロリーから100kcal欠けるくらいの具合からスタートするのがいいんじゃないかと思います。
それで1か月やれば、「これくらいでこれくらい落ちるのね」と分かるでしょう。
そこから自分の目標に向けて調整していくのがベストだと思います。
私にはその「お試しの一か月」がなかったので、最初からスタートダッシュしてしまいました。
なので最初の一か月をお試し期間として使えるくらい、のスケジューリングがいいのではないかと思います。
お勧めの消費カロリーの算出方法
ちなみに運動量を込みにした消費カロリー数の算出ですが、こちらがお勧めです。
上述の通り3か月間蓄積したデータを分析すると私の消費カロリーは約2,500kcalなのですが↑のサイトで私の
・年齢
・身長
・体重
・活動レベル(私は中程度)
を入力したところ「2,487kcal」と出てきました。
これは私が貯めてきたデータにより計算とかなり近いです。
ダイエットし始めた頃もこのサイトで計算はしていたのですが、いかんせん信用していいのか分からず、あまり参考にしていませんでした。
でも実績と比較してかなり正確なのでお勧めします。
写真で記録を残すこと
これもまた失敗したなと後悔しています。
上半身裸の自撮りなんていい大人が恥ずかしくてできないぜ・・・なんて思い、私はダイエットのスタートから一枚も自分の写真を撮りませんでした。
でも惜しい事をしたなと思っています。
仮に撮っておいたとしてもネット上で公開していませんでしたが、やはり自分の身体がどういった経緯で変化したかというのは必ず参考になったはずです。
・この辺の体脂肪率からお腹周りスッキリしたな、とか
・このあたりから腹筋見えてきたな、とか
それに今後増量する際にも参考になったと思うのです。
例えば増量に切り替えた時、前と同じ体脂肪率に上がっても筋肉が増えていたら見た目が違うでしょう。
写真が残っていたら比較できます。
確かに自分のスマホに上半身裸の男の写真が入っているのはちょっとアレかもしれませんが、自分の身体づくりのためなのでしょうがないことです。
変に恥ずかしがらず、ちゃんと記録を録っておくべきだったと後悔しています。
それに写真で変化を残しておいた方が、常に自分の変化を認識できるし、「俺のダイエットはちゃんと進行しているんだ!」と実感することができるんじゃないかと思います。
私の場合、写真の代わりに様々な数値を3か月間残しておいたので、数値面での進捗はグラフにして実感することができます。
記録している主な数値は下記です。
・体重
・体脂肪率
・骨格筋量
・摂取カロリー量
・トレーニング内容
こういった数値があれば体脂肪量(「率」ではなく「量」)や燃焼カロリーも割り出すことができ、自分の消費カロリー数など計算することができるようになります。
これはこれで良かったのですが、加えて写真もあったら完璧だったなと思う次第です。
体脂肪率の計測の仕方
体重も体脂肪率も「いつも決まった時間帯に計測する」というのは、誰しもが勧めること。
私も決まった時間帯に計測していたのですが、割と最近まで体脂肪率をメチャクチャな状態で計測していました。
私は早朝にトレーニングする派なのですが、いつもトレーニング後に計測器に乗っていたのです。
トレーニング後は身体が火照っているので、この状態で計測すると体脂肪率は本当の率よりもかなり低く計測されます。
要は「盛られる」のです。
というカラクリは分かっていたのですが、どうせトレーニング後はシャワーを浴びるので服を脱ぐし、そのタイミングで計測するのが一番楽でした。
本当はトレーニング前に計測すべきですが、そうするとトレーニング前に服を脱がなければいけません。
それが億劫だったのです。
とは言っても毎週月曜はトレーニングを休む日だったので、月曜に正確な数値を測り、進捗状況は月曜の結果で判断するようにしていました。
(月曜以外は「盛られた数値」と認識)
しかしこれだと月曜ピンポイントのデータしか当てにならないし、本当は最初からトレーニング前に計測する習慣にしておくべきでした。
せっかく毎日データを蓄積しているのに、正確なデータが月曜だけだと非常にもったいないです。
逆にやって良かったと思うこと
まだダイエット生活は続いていますが、こうしてダイエット状況を日々noteに書いてきた事はとても有意義だったと思っています。
noteを書く事
ダイエットの失敗例としてドカ食いやリバウンドなどありますが、「noteにリバウンドした話なんて絶対に書きたくない!!!!」という思いがあるので、それがドカ食いやストレス食いを防ぐ一つの方法になっているかもしれません。
ダイエットに関する投稿はアクセス数も少なく、あまり読まれていませんが、とにかく自分のためという感じですね。
それに毎週月曜日に進捗報告と題して数値面の進捗を記してきましたが、数字を整理する機会になったのと、どれくらい変化があったか考える機会になったので良かったです。
インフルエンサーになるとかはさておき、ただただ自分のためになるのでお勧めします。
締め切り設定
それと「草野球のシーズンが始まる前に体脂肪率15%を目指す」という目標設定もよかったかなと思います。
それが故に焦ってしまいましたが、でも「ここまでにこれくらい下げないといけないんだ」という理由付けになったので、頑張ることができました。
本当の本当はシーズン開始までに腹筋を割りたいんですけどね・・・
元々は体脂肪率15%で腹筋が割れると思っていたので、15%を目標にしていたのですが、いざ15%になっても割れないという緊急事態中です。
14%台になった今、徐々に腹筋の輪郭が浮き出てきているので、13%になったらどうなるかと楽しみにしています。
まとめ ~ダイエットに取り組んでホントによかった~
身体が健康になったり、飲酒量が減ったり(ほとんど飲まなくなりました)、そういったメリットはもちろんのことですが
「どういった食生活をすれば痩せることができるのか?」ということを実体験を基に学ぶことができたのが最大のメリットだと思っています。
私は現在34歳ですが、40代、50代となればどんどんメタボになっていくでしょう。
でもダイエットを通じて「こういう食生活をすればメタボにならない」ということを把握することができました。
だから40代も50代もドンときやがれ!と思えるようになりました。
ダイエットする前は「痩せる人ってこういうことしているんでしょ?」と想像はしていましたが、今思うと間違って認識していたことも多くあります。
自分の経験を通じてリアルにどうすれば痩せるか?ということを知ることができたので、今後の人生に活かすことができるんじゃないかと思います。
あとはこれで野球のパフォーマンスが挙がったら万々歳です!
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