4歳に多様性を教えるのは無理
さて8月になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はお盆休みを楽しみにしながら粛々と仕事しております。
それとなんといっても子育て!
4歳になった息子はある程度話せるようになってきて、毎日保育園でなにがあった?週末はなにをして遊ぼうか?など、会話できるようになったことが最高に幸せです。
そんな子育てする中、「どうしたら男女平等を子供に教えられるかな?」と考える機会が多くあります。
「男の子はカッコいい、女の子はカワイイ」
半年くらい前かな・・・
息子に対して「かわいいねー」と言うと「かわいいじゃない!僕はかっこいいんだ!」と言い張るようになりました。
まぁそう言うこと自体がカワイイんだけど、日に日に性別差を認識するようになっているだなと感じます。
ということで男の子はかっこいいのが良い事で、女の子はカワイイのが良い事なんだ、と力説されます。
時代はDiversity
しかしこれからは多様性を重んじる時代です。
欧米のポッドキャストをちびっと愛聴する私は欧米の男女平等の感覚をある程度認識しているつもりですし、日本にもその流れが少しずつきているとも思います。
例えば英語だと○○ manという言葉は男性に限定されてしまうのでご法度で、代わりに○○ man & womanなど、違う言い方に変わっていっていたり。
ちょうどいい例が全然思い浮かばないのですが日本語でも似た話があった気がします。
とりあえず職業であったり何であれ女性にだって平等にチャンスがある訳だから男性に限定するのはNG!ということです。
だから私は息子に「カワイイ男の子だっていいし、かっこいい女の子だっていいと思うよ」と言ってきました。
それとよく息子は「男の子は青とか赤とか好き!女の子はピンク!」といった感じで色に関する話もよくします。
これに対しても「男の子がピンク好きでもいいし、女の子が青とか赤が好きでもいいんじゃない?」と諭してきました。
でも「んーそれは変だよー」と却下されます笑
だんだんと気が付いた
そんな感じで日々過ごしていたのですが、だんだんと気が付いたことがあります。
というのも4歳の息子にまず必要なのは「男はかっこいい、女はかわいい」とか「男は青とか赤、女はピンク」という既成概念なんじゃないか?ということです。
まずはそこが無いと「いや、逆にカワイイが好きな男とかカッコいい女だっていいじゃん」という発想にならないよな、とふと思いました。
だって息子は元々まっさらなキャンパスの状態だし、「概念」自体なければ平等云々何もないじゃんと思った次第です。
ん-こういう思想とか概念の話って文章で書くのが凄まじく難しいですね・・・考えてみると過去あまりこういった分野について書いたことが無いので苦戦しています。
とりあえず一番のポイントは息子は今はこのままで全然いいよね、ということ。
もしかするとこれから女の子に対して「女の子なんだからピンク使いなよ!」とか、多様性の観点からは完全にアウトな言動を起こすかもしれないけど
でも第一歩としてはそういう認識があってもいいんじゃないかなと思います。
「いや、そんなことはなくて男の子も女の子もどんな色を好きだっていいんだ」っていうのは次のステップ・・・いや、次の次なのか、次の次の次なのか・・・まだまだ先だよねとここのところ考えています。
そんな中、親としてできること
じゃ、なーんにも気にすることなく過ごそうか!というとそんな訳ではない。
何事もそうだけど、親の言動が子供に及ぼす影響って物凄く大きいと思います。
だから多様性を重んじる子に育って欲しいなら、私自身が多様性を重んじる振舞を普段からしないといけない。
テレビを見ている時とか、買い物している時とか、映画を見ている時とか、そんな時にふと親が口にすることって、親は何気なく話していることかもしれないけど、子供の脳裏には色濃く残るんじゃないかと思います。
実際、自分も親が何気なく言ったことって結構覚えています。
「俺のオヤジってテレビでこういうのが出るといっつもこうやって言ってたよなー」とか、今でも覚えていることがたくさんある。
だから性別であったり、国籍だったり、肌の色だったり、色んな物事においてオープンで肯定的であろうと心がけます。
とはいっても自分が親の言動で覚えていることって小学3,4年くらいからの思い出ですけどね笑
まとめ
ということで4歳の息子に対して、多様性を教えるにあたって考えたことでしたー。
とりあえず今は思うがままにすくすくと、のびのびと育ってくれればなと思います。
そうえいば最近育児系の本読んでないな・・・勉強しないとですね。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?