私の中の矛盾

「綺麗な人は、綺麗な言葉遣いをする」
と言った名言を見た。

僕は天邪鬼な一面もあるので、
「いや、俺はそうじゃないね。俺は汚い言葉もバンバン使うぜ? 汚い言葉遣いの中に美しさを生み出したいものだ」
と思った。

そして数日後。
父と他愛ない話をしていた。
父は言った。
「うん、だよな。俺たちはみんなどこか、精神的に「かたわ」なんだよな」
俺はギョッとした。

どうしてそんな言葉で言うかなあ? と感じた。

「俺たちの心はどこか欠けている」

それでいいじゃないか。

僕は精神疾患の病人の狂人だ。

僕にしかわかりそうにない世界観か。
それを親心に認めてあげたくて、上のようなことを言ったのだろう。

父は仕事人間すぎて、家には寝に帰るくらいです。

まだこの歳になっても、父のことは本当にはわかりません。

ただ、護られてる人、ラッキーな人ということは分かります。

なんだか話が脱線しましたか?

結論として、私は改心しました。

やはり、綺麗な言葉遣いをしよう。

綺麗な人は綺麗な言葉遣いをするであろう。
これはきっと真理だ。

数学的定理は美しい。
簡潔で美しい。

宇宙の真理を表すような、そんな言葉遣いが出来たらいいな。

そんな子どもみたいな夢。

誰もが「美しい」とそう感じられる言葉の羅列。
そういった形の詩を目指して。

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