明日は明日の風が吹く。…ことを祈る。

今日は体調が悪い。

思えば週末からおかしかった。

季節の変わり目、湿度の上昇、気温の乱高下。

…改めて字面見ると、「乱高下」っておかしくないか?

「乱高低」、もしくは「乱上下」、じゃないか?

…まあいい。


昨日は日曜日なのに、起き抜け月曜日だと勘違いして、憂鬱な気分で仕事の準備に向けて朝の身支度をしていたら、冷蔵庫の食材を見てまだ日曜日だと気が付いた。

気が付いたけど、なぜか頭(いや身体か?)が勘違いしたままで、「良かった、日曜日だー」とはならず、結局丸一日冴えない気分のまま、払い戻しの利かなかったような休日を過ごしてしまう。

おそらく、自覚なく身体が、心が、疲れ切っているのだろう。

就寝前から腰痛が酷くなり、気休めにしかならないとわかっている湿布を貼って寝る。


そして今日、実際の月曜日。

起床時間1時間前に腹痛で目が覚め、頭も体もグズグズ。

念のため計るが熱はない。

仕方ないので重い体を引きずって朝の身支度、娘の相手。

気分が乗らないまま仕事へ。

そういうときは良くないことが重なるもので。

仕事関係者から朝一電話。

不吉な予感。

案の定、嫌な話。

午前中いっぱい対応するものの、心無い仕打ちに陰鬱な気分に。

そうこうしていたらまた別件の電話。

こちらも何度か往復のラリーをしているうちに話が怪しい雲行きに。

人の足元を見た仕事の依頼。並べ立てられる嫌らしい言い回し。心が濁る。

結局そういうことが3件積み重なり、ほとほと今の状況が嫌になる。

だけど何か嫌なことがあったとき、結局そういう状況に今自分がいるのはこれまでの自分の行動の積み重ね、だと考える性質だから、誰のせいにもできない。

組織の一員でなければ、どの案件もこちらからお断りしている。

たとえお金になるとしても、人として軽蔑するような人間とは仕事なんかしたくない。

だけど今の自分は自分の心を自由に解放して選択することができない。

いま、そういう立場にいるのは自分のせいだ。

短絡的に「アイツムカつく」と言っちゃう人は見ていて残念に思うけど、反面羨ましく思う気持ちもある。

どんなに理不尽な目に遭っても、自分を振り返り、何かしらの教訓、反省を得ようとしてしまって、それが少なからず自責に繋がってしまう。

小さな自己肯定を積み重ねても、一つのマイナスでいとも簡単に吹き飛んでしまう。マイナスの力の大きさに少し悲しくなる。

マイナスにばかり気を取られて、別次元にある幸せのことが少しどうでも良くなったりする。それが悲しい。


結局、今日という一日はまるまるなかったことにした。

大幅な遅れをとったスタートで週初めが崩れてしまったと思ったけど、下手に遅れを取り返そうと思うと明日からにも影響してしまう。

明日が週初めとするとして、片付けることにした。


ここまで書いて、この文章を投稿しようか破棄しようか迷う。

後日読み返してしまって、気持ちがリロードされるのが怖い。

とはいえ、そもそもあまり物事を忘れられる性質でもないから物理的に消去したところで大差ないだろう、と思い、結局投稿することにする。


明日は明日の風が吹く。

…ことを祈る。

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