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【個別記事】チョッキ連撃ウーラオス〜地雷を踏ませるために〜

はじめに

 TNママミルクです。S9は思う様な結果を出せず使用構築の記事を簡単に済ませてしまいましたが、表題のチョッキ連撃ウーラオス(以下チョッキラオス)についてだけは少々語りたい気分なので、個別の記事を書かせてもらいます。

採用経緯

 前期は数的有利を取った後、眠るヘイラッシャでTODor地割れの試行回数を稼ぐのがコンセプトの構築で、これを実現する為にはヘイラッシャが苦手とする特殊アタッカー(環境に多いカミ、ツツミ&ラッシャが呼びやすいボルト、サンダー辺りを想定)を処理する対面駒が必要だった。
 最初は安直にテツノカイナやHヌメルゴン辺りを考えたが、こいつらと対面した特殊アタッカーはどう考えても殴り合わずに逃げるだけで処理できないことに気づいた。
 仮にここで、ランクマにおいてキツい相手へのメタを【地雷】と表現する。【地雷】を踏ませる為にはそもそもそのポケモンが相手にとって【地雷】であることを悟られてはいけない。(見えてる地雷は抑止力にしかならない)
 そのような考えをした時に「明らかに特殊アタッカーが有利な相手」にメタを仕込む必要があることに気づき、カミ、ツツミ、ボルト、サンダーのいずれも涎を垂らして役割を遂行しにくる水ウーラオスにチョッキを着せることで【見えない地雷】として採用した。

調整解説


S 123抜き抜き
HB 189パオジアンの抜群テラバ耐え
     ドレパン回復込みでノマテラ1舞カイリューの神速2耐え
HD  187カミのムンフォ耐え

 耐久振りウーラオスの調整といえば実数値が
207-182-131-×-81-123
の「Sを準速ガッサ抜きにしてH特化した後Bをパオの抜群テラバ耐えまで降るとAが補正無し最高値になる」
というあまりにも美しすぎる調整が有名で、ミラー意識でこの型のAを2削ってSに回しただけです。
 個人的にこの数値はガブリアスの108-130-95-80-85-102並に美しい数値だと思ってます。

 このチョッキラオスが本当に強く、「君、D種族値が60しかないんだってぇ?(ニチャア)」みたいな勢いで出てくる特殊アタッカーに地雷を踏ませまくりました。月半ばに開催された「デカヌチャンカップ」の予選では、旅行帰りで時間が取れず、規定試合数に全く届かない7戦にも関わらず6勝を上げて242人中21位という好成績をおさめることができました。

あと2勝で予選突破…この頃の眠るヘイラッシャの刺さりはエグかった

 ランクマでも目標の3桁、レート1,900には届かなかったものの29日まで3桁に残れたのはこいつの活躍のおかげでした。

S9最終成績

 結論パ(ディンカイサフゴパオカミラオス)全員に薄く広く強めで、特に使用率TOP3のパオカミカイリューに有利を取れるのが優秀でした。単純な殴り合いは抜群に強いんですが、ドヒドディンルーチオンキョジオ辺りの受け構築には隙を見せるので取り巻きで対策必須です。
 来期も電磁波撒きが流行る様であれば電気テラスも考慮していいかもしれません。

最後に

 最近、応援していたパパポケ勢の方が初のレート2,000を達成したことを知り俄然やる気が湧いてます。限られた時間でランクマを楽しむパパポケ勢の皆さん、頑張っていきましょう。

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