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宇津井の鬱ブログ  1週間目

大学生3年の春休み。

周りが就活に力を入れ始めるころ、私は寝っ転がりながら漫画を読み、夜が更けるのを待つ。

「就活してるか?」と親に言われ、だからといってやりたい仕事があるわけでもない。

「成績いいんだから大学院に進学しろ」とゼミの教授に言われ、なんとなくいい成績を取ってきた私に実力なんてものは皆無だ。テスト前だけ勉強してきた私の学力なんて、たかが知れている。


じゃあ、どうする?

このままニートか?

親のすねをかじって生きてくつもりか?


( ^ω^)「・・・・・・」


思考を停止したのち、読みかけだった漫画のページをめくる。

あぁ、鬱だ。

肌寒い日々が続くなか、布団から出られない今日この頃。

それでも毎朝早く起きて会社に出勤する人たちは、本当にスゲーッて思う。

一見簡単に思えるかもしれないが、いざやろうとしても体が言うことを聞かない。7時にアラームを掛けたつもりが、気づいた時には10時を過ぎていたりする。そのたびに卑屈になっていく。

起床してからも怠惰な生活は続く。

ご飯を食べて歯を磨き、Youtubeで動画を漁っては布団の中に潜り込む。動画に飽きたら、読んでいなかった漫画を手に取って、6時になるまで時を過ごす。

ここまではルーティーンのようなものだ。

それでもたまに気が向いたときは、今この記事を書いているように、ブログを更新したりする。

夜は言わずもがな。ご飯を食べてゲームをして寝る、ただそれだけだ。

「明日はちゃんとしよう。

遅くても8時には起きよう。

時間を無駄にしちゃだめだ

・・・明日こそは・・・・・・」

そして、11時に目が覚める。

負の連鎖は止まらない。




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