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パスポート

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旅が好きなので、大学生の頃から国内外いろんなところに行っている。

この25年ぐらいは仕事でも海外によく行った。仕事先の国に早めに行ったり、仕事の後残ったりして、その国やその近隣の国を回ったりもした。もちろん、まとまった休みが取れると完全プライベートな旅にも出る。自ずとパスポートにはスタンプやビザがたまっていく。直近の2冊のパスポートは増補してもらった。増補というのはパスポートの期限前にページがスタンプやビザで一杯になってしまった時に、同じパスポートに新しくページを付け足してもらう事。もちろん有料。でもパスポートが埋まってくると、入国管理官に「スタンプ押すところがなくなったら入国できないよ」なんて脅されるから、増補するか、期限前なのに新しくするかしなければならない。

下の写真の白いピシッとしたところが増補された部分。
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旅がメインなのでスタンプは副産物だけど、たまると嬉しいし、スタンプの押し方にお国柄も出てたりして見てて楽しいし、いろんな旅を思い出すきっかけにもなる。スタンプラリーや御朱印を集めている人にはこの氣持ちはわかってもらえるんじゃないかな。

スタンプだらけのパスポートに「わー、すごい!」なんて言われると嬉しいし、こうして写真をアップして自慢したりもする。空港ではパスポートを手に並ぶことも多いから、わざと人に見せびらかすようにパラパラしたりもする。たいてい誰も見ちゃいないけど。泣

逆に、更新したてで真っ白な間はちょっとさびしい。だから、出入国が自動ゲートの場合、その後スタンプをもらいにいく。

でも、最近はスタンプを完全にやめてしまった国も増えてきた。ちょっと前からヨーロッパのシェンゲン協定を結ぶ国々の移動はスタンプはなくなったし、帰国に向けて出国する時にも押してくれないところも増えた。これからこの流れは加速するだろうから、1年前に更新したパスポートをいっぱいにすることはできないんだろうな。副産物とは言え、ちょっとさびしい。

そんな話を上原ひろみさんにしたら、彼女は自動ゲート大歓迎だそう。旅から旅への演奏だから、並ぶ時間が短くなるのもパスポートを増補しないで済むのも嬉しいそうだ。あれだけのツアーをしているから、うなずける。特にイギリスの入国は時間がかかる。あれが自動になるのなら、スタンプをもらえなくてもいいかも。

自動ゲートに小ぶりの自動スタンプをつけてくれたら、並ぶ時間短く、増補の必要もなく、スタンプもためられるんだけど、、、。きっとわざわざそんなマシーンを作らないだろうなあ。

ケッチ

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