ガーン!
清水宏さんとのコラボ、ヨルノハテの劇場「寡黙と饒舌」、4日間の公演が無事に終わりました。清水さん、スタッフのみなさん、そして、ご来場のお客さん!ありがとうございました!!
今回は「寡黙と饒舌」も2回目の公演と言うことで、新しいことにもチャレンジしました。zoom打ち合わせで、「ケッチの童話が見たい」と言うことになり、突貫工事でひとネタ作ったり、即興で三題噺を作ったり、これまた即興でお客さんの人生の一部を勝手に切り取って話を作ったり、と超刺激的な4日間でした。
今朝起きてまっさきに思い出したのは、昨夜の清水さんの即興芝居。僕の投げ込んだフリでお芝居しながら、爽やかで希望の持てる、しかも笑えるオチに持っていったのはホントすごかった!!またやりたいし、またあんなミラクルを見たい!
さて、そろそろタイトルの「ガーン!」について語りましょうか。
楽しみにしていた、久々の海外、イギリスでの仕事がドタキャンになりました。ガーン!本当なら今日、羽田からそのまま旅立つ予定だったのに、、、。今回はメインの仕事が向こうの劇団の新作作りに参加して、動きの演出をお手伝いすることだったんですが、役者さんの1人がコロナ陽性になってしまい、関係者全員、濃厚接触者になってしまったとのこと。清水さんとの公演が終わっていい氣分で帰ってきたら、イギリスからメールが来て、泣きながら返信しました。
あ〜あ。
大人しく福岡に帰ります。
ケッチ
*注 ここからは、愚痴。書いてスッキリする作戦。
去年の夏ぐらいにイギリスから打診が来て、詳細を何度もやり取りして詰めていきました。先方には、1月にやりたいって言われたんですが、僕が2/5に雲仙での公演があり、当時はまだ帰国者は全員2週間隔離だったので、2月にしてもらいました。もちろん、その日程が決まってからは帰国後2週間以内の仕事は泣く泣くお断り。でも、久々のイギリス!しかもなかなかできない演出の仕事のためだ!と自分に言い聞かせてました。
今年に入ってイギリスへの入国規制は日に日に緩和。日本は、イギリスの感染者数より全然少ないのにあいかわらず外国人入国禁止、帰国の日本人も14日隔離。
そんな中、雲仙公演も中止、、、。国内の感染者は増える一方。イギリスに同行してくれるはずだった日本のドキュメンタリー番組のクルーも、同行取材をあきらめました。泣。「寡黙と饒舌」はどうなる???
と思っていたら、帰国者の隔離が7日間に短縮!イギリスは実質規制なして入国できるまでに緩和!!「寡黙と饒舌」やれそうだし、やっと追い風!
福岡から3週間分(1週間東京、1週間イギリス、1週間隔離)の荷物を持って旅立ったわけです。「寡黙と饒舌」も快調に滑り出し、勢いづいたさなか、ですよ、、、。
ド・タ・キャ・ン。
渡航3日前。
ガーン!
久々のイギリスなので、向こうで友達や芸人仲間、フェスティバルプロデューサー、役者さんとかいろんな人に会って、ヨーロッパの最新情報を聞くというサブミッションもオジャン。おいしい紅茶も買いだめするつもりだったのに〜。
雲仙公演がなくなるなら1月にイギリス行けたのに、とか、もっと早く14日隔離を7日に短縮してくれたら帰国後の仕事もいくつか受けられたのに、とか、絵に描いた餅的妄想まで膨らみました。とほほ。
ここまで読んでくれたみなさん、ありがとうございます。でも、心配ご無用!持っていたものを無くしたわけじゃないので、こうしてnoteに書けるぐらい元氣です。今は何かいいことの前兆だと思い込む作戦展開中です。笑
写真は行くはずだったブライトン。
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