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好きなものについて①

けたみです。


生活的にも心情的にもいろいろな変化があり、落ち着かない日々を過ごしています。

あたまの中がショートしがちで、長い文章を読めなかったり書けなかったり。

文章や音楽を創ろうにも、純粋さと色気に引き裂かれそうになって、なかなか納得できない。

「考えすぎてしまう」と言ってしまえばそれまでだけど、回転し始めた脳みそを止めるほうが難しいのです。

でも、たまには素朴な自分の感情を書き連ねてみたい。


ということで、僕の好きなものについて少し語らせて下さい。

文章としての美的理想からも、「ウケ」狙いの感情からもできるだけ遠い場所で書いたものを残しておきたいし、読んでほしい。

これは、その練習です。


推しのチェキだけ入れてるファイル

まず、「美味しい曖昧」というアイドルグループと、そのメンバーである「幽花はるか」さんについて。


高校一年生でラブライブ!に触れてから2次元のアイドルには親しんでいたのですが、3次元のアイドルにハマることはなかったし、ずっとないと思っていました。

偶然、去年の8月末にアイドルの対バンライブに行きました。

そこで最初にパフォーマンスを披露したのが「美味しい曖昧」というグループでした。


楽曲の良さもさることながら、ダンスと歌唱のクオリティの高さに驚かされました。

そして、彼女たちのパフォーマンスの間、その時間・空間が「居心地のいいもの」になっていたことに気付いたのです。


初めて来たアイドルの「現場」で、周りに知っている人も誰一人いない中、高揚感と共に「安心感」のようなものを覚えるとは思わなかった。

もちろんそれはパフォーマンスの安定感などにも由来するものなのでしょう。

でも、それ以上の何か素敵な何かがこの人たちにはあるんだ、と思いました。


それから時々ライブに行くようになり、他のアイドルのパフォーマンスも見たりしました。

それぞれ個性があって、それぞれにファンがいて、時間と空間を共有している。

それはなかなか自分が忘れていた光景だった気がしました。

でも、僕は最初に見た美味しい曖昧が一番「刺さ」っています。


ひよこのすりこみ実験みたく、「最初に見た」ことももしかしたら大きいのかもしれませんが、今でも見るたびに新鮮な気持ちで楽しめるのは、やはりこのグループが(すくなくとも僕にとって)素敵な存在でい続けてくれるからなんだ、と実感されます。


美味しい曖昧は、オシャレな楽曲、パフォーマンス力、メンバーの個性など、魅力を上げることは容易いグループなのですが、一番の魅力は「捉えどころのなさ」なのかもしれないな、と思っています。

名前からわかる通り、「曖昧」なもの・状態を肯定する、みたいなことがコンセプトです。

「曖昧」なんて言葉を中心に据えるのも非常に勇気あるなあと思います。でも、いろんな境界線が引かれて「定義」されてしまうこの社会で生きる我々にとって、その在り方は輝いて見えるのかもしれません。

「自分」を、社会的に区切られたいろんな属性を寄せ集めて構成しなければいけないのは、どこか窮屈。

「本当の自分」を見失ってしまいがちな人たちを、「そのまま」肯定してくれる―それをパフォーマンスとして表せているから本当にすごい。曖昧なものを表現するって本当にすごいから。美味しい曖昧は本当にすごい。


「個性的なメンバーたち!」って言葉では何だか陳腐に思えてしまうのは、その個性たちが何か抗いや戦いのようなものを孕んでいるからなのかもしれません。曖昧なままでいるためには、境界線を引く社会、そして「定まりたい」自分自身と常に戦っていなければならない。5人の色とりどりに輝く個性は、言葉通り「尊いもの」だと、だんだん思えてきています。


でも、知らない人はまず曲を聞いてみてね。すごいから!


美味しい曖昧のなかで、僕の推しは「幽花はるか」さんという方です。


メンバーカラーは赤で、僕が出会ったときは髪も赤かった。

初めてお話したのは3回目に見に行った9月12日のライブ。その前からnoteやツイッターで言及していたからか、名前だけでも知ってくださっていてうれしかったのを覚えています。


幽花さんは、「目が奪われる」という経験を僕にもたらした、数少ない人です。

少しハスキー寄りの真っ直ぐな歌声も、芯の通ったダンスも、会場全体を見渡してステージからファンとコミュニケーションを取る姿も、本当に素敵で、気付いたら彼女ばかりを眼で追っていたのでした。

特典会でお話しすると、非常に明るく快活に接してくれて、沢山の元気をもらえます。あまり自分から上手く話せない(申し訳ない)自分にも、いろんなお話をしてくれるし、いつ行っても変わらず受け入れてくれるのが本当にうれしいのです。


だんだんと幽花さんの事を知っていく中で、彼女の悩みやそれに対する努力なども垣間見えてきました。自分のありたい姿を模索し、少しでも近づこうとする姿を見て、より幽花さんの事を尊敬するようになったし、好きになりました。


今まで「推し」のような存在(主に2次元が多かった)は何度か僕にもいたのですが、非常に飽きっぽいからなのかずっと熱をもっていられることは少なかった。こんなにも熱を失わないどころか、どんどん好きになれる存在は、もしかしたら初めてかもしれない、と思っています。


幽花さんの事を考えるたびに、いつも激重感情を抱いてしまいそうになるんですが、ちゃんと素直に伝えられるよう僕も頑張りたいです。大変な時期に出会って、乗り越えるための勇気と元気をくれた彼女に、恩返しができるように…。



あとあんまり言及できてなかったんですけど、幽花はるかさんは本当にかわいいです。全てが可愛いし、大優勝している。本当に顔が好き。


生誕のランチェキ。かわいい


それでも僕はポニテが好き。


なかなか現場に行く機会を見つけられない日々が続いているけど、また絶対に見に行きたいです。

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