詩)嘘から始まる幸せがあったらそれが覚めない夢であればいいのに
テレビやネット、新聞や雑誌
様々な情報が飛び交う現代
情報の多くは自分では確信に迫れない
虚な幻の様
何が本当か
何が真実か
それを探る術を持たず
ただ右から左に流れる雑音の様な
時に興味を持ち耳を傾けると
否定と肯定の砂嵐
自分の目で見て耳で聴いて
それすらも催眠術にかけられたみたい
この世は夢虚
いったい何が真実なのか
いっそ夢の中ならば
せめて優しい嘘であって欲しい
誰かが誰かの幸せを共に喜び
共に分かち合う様な
右も左も上も下もなく
信じるものでなくても
全てをお救いになる寛大な神がいる世界
白黒の世界で構わない
身勝手な正義が貫かれた世界で構わない
嘘も本当もごちゃ混ぜでも構わない
貴方が幸せであるのなら