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スーパーマイクロ2Q決算、AI需要で急伸!増資で運転資本を増強、更なる拡大へ

データセンター向けのサーバー製品を扱うスーパーマイクロコンピュータが29日、2023年10〜12月期決算を発表。売上高は前年比103%増の36.7億ドル、営業利益は同73%増の3.7億ドルだった。

同社は18日、業績予想の上方修正について開示し、株価が一日で36%上昇していた。新たな売上予想は36〜36.5億ドルだったため、実際の結果はさらに上振れしたことになる。

これを受けて、株式市場も大盛り上がりだ。決算発表前の当日中にも株価は4.5%高となったが、発表後の時間外株価は目下9.75%の上昇。時価総額は300億ドルに届きそうだ。

ほんの少し前まで、スーパーマイクロは株価収益率10倍以下の目立たないハードウェア企業だった。それが今ではどのような変貌を遂げているのか、新たな決算をもとに解説する。

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