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LOVERS VOICE カレンダーと届ける想い


2014年版からはじまった気仙沼 漁師カレンダー。
海に生きる漁師さんにスポットライトをあてたこのカレンダーは、海と対峙する漁師たちと名だたるカメラマン、デザイナーの才能がまじりあい、全国カレンダー展において、経済産業⼤⾂賞などの様々な賞を受賞してきました。

この漁師カレンダーの魅力は、毎年楽しみにしてくれているさまざまな人たちの熱い思いなくしては語れません。
漁師カレンダーを企画・発行している気仙沼つばき会では、昨年、ご愛顧いただいている方々の声を「漁師カレンダー LOVERS VOICE」としてFacebookでご紹介しました。ここに改めてその声をご紹介していきたいと思います。

LOVERS VOICE初回は、気仙沼市内で、ガソリンや電気、ガス、保険など、さまざまなエネルギーの総合商社である気仙沼商会の高橋正樹社長です。
気仙沼では、多様な会社が海と繋がっていることもぜひ、記事から感じていただけたらと思います!


「想い」を手紙にして、漁師カレンダーと共に届けています。

LOVERS VOICE vol.1   気仙沼商会 高橋正樹社長

気仙沼商会 高橋正樹社長


支援のお礼に漁師カレンダーを活用

震災で、弊社は15事業所のうち13カ所が全壊になって、このままでは事業を断念するんじゃないかと、たくさんの方々にご心配をかけました。

その際に全国からいろいろな支援もしていただいた感謝の気持ちと、復帰をして、元気にやっていますという報告、そして、気仙沼とつながっている思いをお届けしようと、漁師カレンダーにお手紙を添えて一緒にお送りしています。

第1弾から毎年、100冊購入させて頂き、10年が経ちました。毎年、先方からお礼状をいただいたり、実際にお会いした時に「今年のカレンダーこうだったねえ!」などと感想を言っていただいて、言われた私の方が分かんなかったり(笑) 話がはずみます。

送り先の方々に喜んでいただけて、こちらも嬉しくなります。


漁師さんを、気仙沼を身近に感じてほしい

気仙沼は船会社、漁師、カツオ船、サンマ船など、海とのつながりが深いまちです。

遠洋漁業、近海漁業、色々ありますが、弊社にとっては、みなさん大切なお客さまです。たとえば、カツオ船の初水揚げの時は早朝4時でも5時でも行って、まずは皆さんに挨拶をします。船に燃料の油を入れて、差し入れをして、時には一緒にお酒を飲んだりして、漁師さんと顏を合わせます。その漁師さんにスポットライトを当てた漁師カレンダーはいいアイデアと思いました。

気仙沼の人たちはみな漁師さんに感謝の気持ちは抱いているけど、その気持ちを伝える場面ってなかなかないんですよね。だからこそ、漁師さんを主役にしてカレンダーのような形にしようと具現化する気仙沼つばき会はすごいと思います。

遠くにお住まいの方も、この漁師カレンダーで、ぜひ気仙沼を身近に感じていただけたら、嬉しいですね。




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