マガジンのカバー画像

仕事について

59
僕は営業職を30年以上やってきました。仕事を通じて「気づいたこと」や「感じたこと」が多々あります。そんな記事を書いています。
運営しているクリエイター

記事一覧

新入社員さんへ:職場で嫌がらせをしてくる先輩との付き合い方

新入社員のみなさん、今回は職場で嫌がらせをしてくる先輩との付き合い方についてお話しします。      *   *   *   職場での人間関係は、複雑で難しいところがあります。特に嫌がらせをしてくる先輩がいると、毎日の仕事がストレスフルになりがちです。そんなときは、その先輩にわざと「アドバイス」を求めてみましょう。そうすると先輩は、自分のアドバイスが役に立ってほしいと思うようになりますので、あなたへの嫌がらせがしにくくなるのです。 人は自分の行動が正しいと信じたがるもの

音楽のレッスンから学ぶ、仕事の進め方

以前ラジオを聴いていたら、ある女性チェロリストの方の話になりました。 彼女はチェロの練習中、難しいフレーズを上手く弾けないことがあります。そんなとき、彼女が取る方法が非常に興味深いものなのです。彼女はその難しいフレーズの練習を一旦やめて、自分にとって弾きやすい、心地よいフレーズを演奏するのです。これにより彼女はリラックスし、音楽へのつながりを再び感じます。そして、心が落ち着いたところで難しいフレーズに再挑戦すると、前は上手くいかなかった部分もスムーズに弾けるようになるそうで

新入社員さんへ:良い上司、悪い上司との建設的な付き合い方

新入社員の皆さん、職場での上司との関係は非常に大切です。上司がどれくらいあなたに注目しているか、その「心の矢印」がどこに向いているかによって、上司の人となりがわかります。自分に関心を持ってくれる上司は、あなたの成長を願い、サポートしてくれます。しかし、関心があなたに向いていない上司は、自身のキャリアだけに集中するかもしれません。 この記事では、上司の関心の方向を見極める方法と、もし関心が向いていないと感じた場合の対応策を、僕の経験からお伝えします。 心の矢印が向いている上

昼寝ノススメ😴

眠気に襲われる瞬間って、なんとも言えない苦痛ですよね。特に大事な仕事中に眠たくなった日には、もう、どこででも寝転がりたくなるものです。 いつもイライラしている人っていますよね。きっとその人は眠いのかもしれませんね。赤ちゃんだって眠いと泣き出します。大人も同じようなもんです(笑)。 そんな万国共通の悩みを解決する魔法のような提案、どうでしょう?      *  *  * まずはオフィス改革からスタート。昼寝を公認し、専用の昼寝部屋を作るんです。会議室を利用して昼寝専用に

「知っているから凄い」ではなく、知識の共有が大切

僕たちは日々、様々な人とコミュニケーションを取りながら生活しています。その中で、時折、「知っているから凄い」という考えの人と出会うことがあります。このような考え方だと、対話を妨げてしまい、本当の学びの機会を逸してしまうと思うのです。 たとえば、ある会議での出来事を考えてみましょう。プロジェクトの提案を行っている最中、一人の参加者が「それ、以前から知っていますよ」と断言します。この発言が、他のメンバーの意見や新しいアイデアを封じ込めてしまうことがあるのです。本来は多角的に議論

AIの波に飲まれないめに:自分に正直でいることの価値

僕たちの未来の社会において、人々は大きく二つのグループに分かれると僕は予想しています。一方は自分に正直な人々であり、もう一方は自分に嘘をついて、心をごまかしている人々です。この区別は、技術の発展、特に人工知能(AI)の進化によって、より鮮明になるのではないでしょうか。 たとえば、仕事の世界を考えてみましょう。自分に正直な人々は、自分の強みや弱みを理解し、それを活かしていく方法を見つけます。彼らは情熱を持って取り組む仕事を見つけ、継続的にスキルを磨き、成長していきます。一方で

<SS>口だけ愚痴だけサボリーマン🤣

ビジネスの世界は厳しいものです。そのような状況でも、みんな頑張ってます。しかし、中には残念なサラリーマンが存在するのも事実です。今回はそんなお話しを2つ書きました。 1. 坂本龍馬みたいのが現れないかなぁ ⇐ あんたがそうなれ!(笑)会社の昼休み、サラリーマン中村陽介(30歳)は同僚と一緒に会社のすぐ近くにある人気のトンカツ屋でランチを楽しんでいた。その店の特製ソースが絶品で、いつもの昼下がりが少し特別な感じになる。 そんな和やかな雰囲気の中、隣のテーブルからは中年サラリ

チャチャ入れの影響

人というものは、予期せぬ批判や干渉を受けると、たとえ一瞬であっても動きを止めがちです。行動力に満ち溢れた仕事ができる人であっても突然の「チャチャ入れ」には、立ち止まらざるを得ない瞬間があります。この立ち止まりは、時に成長の道を遮る壁となることも。 適当に仕事をしている同士であれば、お互いにチャチャを入れ合っても大きな問題はないかもしれません。それがコミュニケーションの一環として、チーム内の雰囲気を和やかにすることもあります。しかし、真剣に取り組んでいる人に対しては、話は別で

やる気のパフォーマンスと、うわべだけのパフォーマンス

人が心から興味を持ち、情熱を込めて行動するとき、それは自然と魅力的になります。たとえ僕たちが普段関心を持たないジャンルであっても、その熱意を通じて何か新しい価値や興味を見出すことができるのです。このような「やる気のあるパフォーマンス」は、相手の心に火をつけ、何かを始めるきっかけを与えてくれます。対照的に、表面的な会話や行動、いわゆる「うわべだけのパフォーマンス」は、心に響かないものです。これらは、本心からではなく、形式的に、またはその場の雰囲気に合わせるためだけに行われること

楽しい!感謝!人気者!

忙しすぎる 朝から電話やメールでバタバタ 仕事ってのは、来るときは一気に来るもので マルチタスクの雨嵐 一瞬、心がバーンってなり! 忙しー!嫌だー!ってなりそうで! おー、いかんいかん、これはまずい こんなときはこの言葉 今日はこれで乗り切った😉 楽しい!「楽しい、楽しい、楽しい...」これを何十回もつぶやいきました。この単純な言葉を繰り返すことで、心の中に「楽しい」という文字が浮かんできました。ただその形を思い浮かべるだけで、気分がぐんと明るくなるんです。

眠たいときに寝れる幸せ。それ以上のものはない。

昨日は、『首都高のど真ん中に車が停まっていて運転手が眠ってた。そして大渋滞。』という記事をアップしました。 今回も、「眠気」についてお話しします。 眠たいときに寝れるって、本当に幸せ僕が営業マンとして街を駆け巡っていた日々。その頃はほとんど車で移動していました。運転中、最も厄介だと感じたのは「眠気」という魔物。確かに快適な車内は素晴らしいのですが、運転中にこの魔物が襲ってくると、頭と体が溶けてしまいそうなくらいピンチになるんです。危険をはらんでおり、営業のスケジュールがび

<SS>会社がビクビクすると、それが従業員に伝染する(笑)

A会社のカスタマーセンターに、ある日、顧客である西原俊彦様からの問い合わせが舞い込んだ。問題は契約内容の一部がよくわからないというものだった。カスタマーセンターのスタッフは基本的な契約の概要には答えられるが、「なぜこの特約を付けたのか」といった、営業担当と顧客の間で決められた詳細に関しては説明できない。「これは、営業担当者にしか答えられないことですので、後ほど担当者からご連絡差し上げます」と彼らは言った。 問い合わせ処理の流れは次の通りである。まず、カスタマーセンターから会

多忙な中で自分の時間をつくる方法

仕事が忙しい日々、僕は営業をしているので、お客様からの問い合わせに追われることが多々ありました。営業の仕事をしているとはいえ、半分は事務作業です。問い合わせが特に多い日は、本来やる予定だった事務作業が一切手つかずで終わることも。これは、相当なストレスですね(笑)。 以前、仕事中に邪魔になる電話への対処法について記事を書きました。 この記事では、スマホの電源を2時間オフにする方法を提案しています。この2時間がまさに自分だけの自由な時間。「邪魔」な電話が入らないのでリラックス

完璧主義より最善主義

僕たちは日々、完璧を目指して仕事をしていることがありますが、実際はそのプレッシャーがストレスとなり作業効率を下げることがあります。そこで「完璧主義より最善主義」という考え方が役立つのです。 完璧主義から最善主義へのシフト僕自身、細かいことに気がつくHSP気質を持っており、特に事務作業などでは他の人が見落とすような小さなミスに気付くことがよくあります。これらのミスを発見し訂正することは良いことなのですが、問題は「これで正しかったか?」という不安が頻繁に頭をよぎることです。実際