見出し画像

「土曜の朝に、論文を。」

土曜日の朝、蝉時雨の中を通り抜け、地下鉄に乗って福岡大学 森田 泰暢先生の「ヒマラボ2018 第三回」へ。

ヒマラボとは、学生・社会人も含めた研究員メンバーが研究発表を重ねる試みで、聴講している人も、空いている時間にも研究「的」なコトをして、関連論文を読み、最終的には論文を自分でも書いてみよう!という試みです。

例えば・・・

「何かを人に伝える」というのは本当に難しいですよね。

会話の中で、人は伝えたい事柄のコアな部分を残して、長い説明や他の事柄は省略しつつ、今までの経験の中で学習した言葉の中から、適切な言葉を選択して発話するのだけど、全く同じ状況や気持ちを、完全な形で伝えることはかなり難しい訳です。

そこに必要なのは想像力知識・・・もしかしたら共感力なのかもしれない

・・・・このようなことを考えるキッカケをくれるのが「ヒマラボ」です。

第3回目である今回は、例に挙げたコミニュケーションの研究や、エンプロイヤーブランディングボードゲームなど、様々な題材で研究発表がありました。どの話も大変興味深くて勉強になる。毎回、福大生の阿部さんが「謎」を持ってきてくれて、それを解くのも楽しみのひとつです。(謎クラスタの方はぜひ来てみると楽しめると思います。)

あと、誰でも論文を書けるようになる為には、そもそも論文とはどんなモノか、そこを学ぶことも必要なので、その学びの場が「ヒマラボ」であると思っています。

論文の検索にはGoogle ScholarやCiNiiなど色々あるそうです。

自分が知りたいことの論文を検索して読んで見るのも面白いですね。

「誰に言われた訳でなく、自発的にやっていることを、嬉々としてまとめて、他人に知らせる」という行為は、現在の私にとってはIT系勉強会でのLTがソレです。ですが、ウケやオチという要素が必要で(必要ではないのかもだけど・・)毎回その仕掛けを楽しんでスライド資料を作っています。

それとは別に、自分のやっていることをより深く理解してもらえる手段として「研究発表」「論文」という形を学びたいなあと・・・去年あたりから思い始めまして、論文を実際に書くのはまだ妄想の段階ですが。

なにしろ興味が違う他人の意見が聞ける場所なんて、そうそうないので、研究的活動に興味がある人は、ぜひ一緒に「ヒマラボ」を聴講しましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?