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圧倒的晴れパワー

自然環境リテラシー2021 Aコース第1回 7/3(土)∼7/4(日)

みなさん、こんにちは!大学2年生のケロケロです。

今回は「自然に触れて様々な事を学ぼう」の授業である自然環境リテラシーにスタッフとして参加させて頂きました。

人を引っ張る側の立場に慣れていない人間が東奔西走した2日間について記事にしましたので、是非最後までお付き合いください。

それとよかったら、昨年度の参加者としての立場で書いた記事も貼っておくので、お時間がございましたらお立ち寄りください<( _ _ )>

<リテラシー学における役割一覧>
・リーダー:去年受講者として参加して、今年からスタッフ側になった人達
・インストラクター:去年からスタッフ側だった先輩たち
・コーディネーター:先生方
・ガイドさん:外部から委託している本職のガイドさん

<1日目>

リーダーの仕事は受講者の引率から始まります。
リテラシーの朝は早い。
駅の集合が5時15分で、27分の電車に乗る鬼のスケジュール。

天気予報曰く「強風注意報波浪注意報大雨注意報雷注意報」のフルコンボと、今回のリテラシー大丈夫か?と不安になりつつ、活動拠点に向かいますと........



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なんと、天気予報を全て覆す気持ちの良い晴れ模様‼
とりあえず、予定通りプログラムを進めれそうで一安心.....。

余談ですが、昨年度から合計10回近くリテラシー学に参加してますが、今のところ天気は全勝ですv・。・
誰か近くに晴れ人間がいるんですかねー?

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午後からカヤックに乗って海へ漕ぎ出すので、諸々の説明をする役割を果たしているケロケロです。

写真に写っていませんが、去年自分がお世話になったガイドさんが、自分達が人に教えている姿を見て

     「教える側にまわってる笑笑」

       と溢しているのを聞いて、内心ニッコニコでございました。



ところで、カヤックに乗る前に受講者面々に気になることをアンケートを取ったところ、堂々の一位は

      「転覆ってするものですかー?」
                   というものでした。

真冬のカヤックを経験したリーダー一同から、その不安を取り払う受講者への助言がこちら


     「転覆しても大丈夫!寧ろ気持ちいくらいだよ^^
.

                     .......脳筋ばっかりでごめんね

海上に出ると生まれたてのカルガモの赤ちゃんの如く恐る恐る漕ぎまわる受講者たち。
「自分も半年前はこうだったなぁ」と懐かしさに浸っていたいところでしたが、そんな暇もなく漕ぎ方の実践レクチャーを行いました。

その後ちょっと沖まで出陣し、波や風の感覚の変化を感じて退散しました。



ところで、リテラシー学のキャンプでどんな食事を摂るのか気にはなりませんか?

え、気にならない?

まぁまぁ、そんなこと言わないで聞いて下さい。
なんと

   猪肉10kg        

     +α(レトルト等)

             でございます。

まぁ、猪肉は今回だけの特別な差し入れなんですけどね

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         (このようなマンガ肉を頬張っている輩もおりました)

こんな感じで楽しい雰囲気で夕食の時間は終わり、ミーティングを行い1日目の行程は全て終わりました。

今日1日を終えた感想としては何よりも


忙しい・疲れる・でも楽しい

              って感じですね。

実習前から生じ得るリスクはかなりの量を挙げていたにもかかわらず、新しい問題が続々と出現して右往左往。

海上では天候や波の動き、船の往来・筏などの障害物を考慮した進路選びをしなければならず、頭がショートしてました。

去年これをやり遂げた先輩たち凄い!・常にこれをやっているガイドさん方々凄い!と改めて認識させられました。



<2日目>

これは私事なんですが、自分キャンプしてる時の朝は圧倒的に強いんですよね。
という事で、目覚ましも掛けずに起きた時間は4時30分


朝早く起きてもやることないのでテントの中でグダグダしていたら、隣のテントから何かゴソゴソと物音がする……

何事かと聞いてみると、朝っぱらから網を抱えて魚を獲りに行くそう。

「こいつの体力は化け物かな?」

と覚えつつも、面白そうだから付いて行った自分も化け物です。

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               (今回の私的ベストショット)

何とこの日は奥の山が見えない程の霧がかかっていて、なかなかに幻想的な風景でした。
魚を取りに行く姿すらも絵になるほどの光景でした。




2日目のカヤックの予定はお昼ご飯の荷物を積み込み、外洋へ出て座佐の浜と呼ばれる浜まで移動するカヤックツーリングを行うことでした。

カヤックツーリングを行うにあたり最も大切なことは、

如何に上手にパッキングを行うか


他の回でパッキングをしっかり行っていないがために、ガスバーナーをダメにしてしまった前例があるので、徹底したパッキング検査を行い出艇を準備を進めました。


カヤックツーリングで私たちリーダーが先頭でルート決めやペースメーカーの仕事をこなしていました。

後続がしっかり付いて来ているか
体力的に余裕があるか
気分は悪くないか

などをこまめに確認しながら漕ぎ進めること1時間半
目的の座佐の浜に到着しました。


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昼食兼休憩を多めに取って、帰りの分の英気を取り戻してもらいます。

これはリテラシーを経験したかなりの人の共通認識なのですが、リテラシーを受けていると

『何気ない食事さえも最高に美味い!!』

これは実際に体験してみないと感じることが出来ない感覚ですね。

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          (バナナを炙ってその味を噛みしめている様子)


帰りは少し早いペースで、休憩少なめに漕ぐのを意識して進んで行きました。が、
この考え方が悪かった……

外洋で波が大きいのとお昼ご飯を摂った後といった要因に加え、前述のペースも相まって船酔いをした受講者が……

本当にごめんよ…………(泣)

幸いに内湾に入って波が落ち着いたら徐々に回復して、最後は自分の力で漕ぎきることが出来ていました。


その様なアクシデントに見舞われつつも、特に大きな怪我をした人も出さないで、2日目の行程もすべて終えることが出来ました。




<まとめ>

初めてのスタッフ側での参加でしたが、感じたことは唯一つ

想定外を想定しておかねばならない


                         これに尽きます

天候から始まり、受講者の健康面など想定出来ないことは沢山あります。
考えも及ばない所から様々な問題が襲い掛かってきます。

未然に防ぐことは不可能な事柄もあると思うので、起こってしまうものは仕様がない。起こった時にすぐに対処できるための知識と技術が必要なのだと痛感致しました。


今回特に大きな問題が発生しなかったのは偏に受講者一同の協力のおかげでしたので、次回以降はリーダーの威厳を見せつけたいと思っております。


グダグダと長文にお付き合いありがとうございます。
次回は「テスト明けの鬱憤晴らし編」の予定となっておりますので、また来月お会い致しましょう。


       それではさようなら(o゚v゚)ノ

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