実はこの曲はかなり昔、たぶん25年以上前の前世紀からほとんど完成した形で頭の中にありました。
20年くらい前に最初にDTMに出会った時点で、PC買換えで強制終了されなければ次にアウトプットしてたんじゃないかと思います。

あまりに昔のことなので、寝入りばなや起き抜けに頭の中で勝手に流れてそれが住み着いてしまったのか、ちゃんと起きている時に聞こえてきたのか、最初はどの部分のフレーズが浮かんだのか、などの成り立ちの経緯もはっきりとは思い出せません。

ただ、出だしのフレーズは珍しく「雨がふってきたね」という歌詞がついた状態で聞こえてきたのを覚えています。

大抵は印象的なフレーズが浮かんでそれをちゃんと曲の形にしたいと思っても、なかなかよい感じの続きが浮かんでこなくて諦めることがほとんどなのですが、この曲は構成、前奏や間奏、エンディングまですっかり頭の中で完成されてたという珍しい曲です。

最後まで歌詞を考えようかと思った時期もあったのですが、どうにも断片的にしか音にはまる歌詞を作れず断念。

脳内で再生している時はそんなに長いと思っていなかったのに、いざ打ち込んでみると5分以上あって驚き、色々削ろうとしたのですが、なんだかしっくりこなくて結局脳内に住み着いていた状態のままアウトプットしました。

ドラムがあまりにわからなさすぎて（太鼓が何個ついてるのか？というレベル）いつもひたすらループファイルを聞いて雰囲気にあいそうなパターンをそのままもってきて、そこから足したり引いたり動かしたり、という感じだったのですが、今回はDAWの拍子を4/4ではなく12/8にしたせいでうまくはまるループファイルを見つけられず、何もわからないまま初めて自力でリズムを入力したので色々おかしなところもありそうです・・