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漫画感想文

「きょうも厄日です①」山本さほ

「岡崎に捧ぐ」がスキで 山本さんの他の漫画も探そうと思って見つけた本作品

学生時代、バイト時代、社会人時代、プライベートと、
災難にあったアレコレが シャッフルで詰め込まれているエッセイ漫画

あー、あるある!とか
えー、マジで?!ひどい!とか
げ、そんなことある!?!っていうものまで。

作者は、日々の災難を
おもしろおかしくブログに綴るのが日課だったらしく、
災難で、薄気味悪い、後味悪いものでも
なぜかプププ、、、と笑えて読める。
暗くなくてイイし、
なんなら、
読者である私の災難も
山本さほ流に解釈すれば
ぷぷぷ、、、案件な訳で
(もちろん、昇華するのに数年かかるものも多いと思うが)

言いたいことも言えないこんな世の中で
どいつもコイツも
ポイズン ポイズン!!!
とむしゃくしゃするような社会も

ちょっとだけ愛おしくて
面白みのある世界に見えてくるような
不思議本。

何より山本さんが、
自分自身のの性格や、特性から、
「腹が立つことがあっても、
その場ですぐに怒り出せない人もいるんだよ」
とか
「漢字がどうしてもどうしても
覚えられない人もいるんだよ」
とか
「だから、勘弁してやってね」
ってかんじで
不器用人間を 
弁解してくれいて、

そうなんだよー、、とほほ
とか
そうか、色んなやつがいるな、仕方ないな、
と思えてくる。
ちょっと優しさ目線も入ってるのがイイ。

山本さんの
面白と優しさの人柄が出てるんだろうなぁ
友だちになりたいなーと思っちゃう

2巻以降も出てるから、
続きを読もうと思います

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