見出し画像

21年前にビデオカメラで撮った子どもの映像をMacに取り込んで残したいって話

21年前に買ったビデオカメラで撮った子どもの小さいころの映像を保存したいと思いながら10何年か経ってしまいました。

デジタルビデオという、テープだけどデジタルで記録するタイプで、ぼくのは2002年に買ったやつで、昔のDVDとおなじ解像度です。

これがテープ

業者に頼むこともできるけれど

テープを送るとDVDにしてくれたりUSBメモリに入れて送ってくれるサービスなども複数ありますが、有名なお店のは高いし、安いところは心配だし、そもそも60分テープ9本分しかないし、必要な機材は一通り残してあるはず、そして3年半ほどYouTubeをやっていて動画にも慣れているので自分でやることにしました。

必要なもの

  • 録画に使用したビデオカメラ

  • miniDV規格のケーブル(付属品)だけれどいまでの普通に買える

  • miniDVケーブルを指す端子のあるパソコン(2000年代のMacとか)

  • 取り込むソフト(iMovie)

とりあえずビデオはばっちり動いた

ビデオは液晶に雪の結晶みたいな変な模様がでてますが、それ以外は動作しました。バッテリーのかわりに繋いで給電するアダプタも持っていたので、もうヘタって使えないであろうバッテリーの心配がないのは助かりました。

いまのMacにはケーブルを繋ぐ端子がない!

ケーブルのパソコンに繋ぐ側はFireWire 400という初代iPodと同じ端子ですが、普段家で稼働しているのはM1 MacBook AirとMacBook Pro 2014年モデルにはありません。

いまどきminiDV→USB-Cみたいな便利なケーブルが2000円ぐらいであるかな、と思ったら全然なくて、USB-Aはあるけれど、SONYの特定機種以外だと本体が壊れる可能性があるとかで、やはり昔のMacBook Proを使うことにしました。

古いMacとさらに変換コネクタの組み合わせで取り込めた

FireWire 400ではなくFireWire 800という端子に替わっていたのでそのままではつながりません。わりと評判のいい変換コネクタが1000円ちょっとで売っていたのでそれを買ってみました。

ビデオと付属のケーブルと変換ケーブルでMacBook Proと繋ぎiMovieで読み込みを選ぶと、きちんとカメラが認識されてカメラ名が出てきました。あとは等速で1時間のテープを1時間かけて取り込むというのを2本やりました。古い機械なので連続で稼働させるのは酷だなということで初日は2本でやめておきました。

写真の方は、それこそ陣痛がはじまってタクシー呼んでるときから、生まれてすぐのところまで遡って写真はあるけれど、動画は今回のが一番古いものなので無事取り込めてホッとしました。

DVD画質なの小さい

今見ると色々すごいデジタルビデオとその規格

取り込んだ後クリップチェックしてみましたが、映像とは別に、撮影当時の日付や時間がちゃんとデータとして記録されてるが良いですね。ビデオカメラで再生してるときに、日付時間のオンオフ表示が選べるたので写真のEXIFみたいなものは持ってるんだろうとは思いましたが、それがiMovieからでもみれて安心しました。

それにしても、デジタルビデオをあらためて触ってみるとものすごい精密ですね。テープもセットしたあと蓋を閉めようとすると、そこから先はモーター化なにかで自動で中に入って行ったり、取り出す時はその逆だったり。

複雑な仕組みだから、20年も放置していたぼくからすると、のこり7本取り込むまで壊れずに持ってくれよって感じです。

最近のMacしかなくてもまだ手はある

うちはまだ手元にFireWire 800端子のあるMacBook Proがあったので、FireWire 400-800変換ケーブルで済みましたが、さらにFireWire 800 - Thunderboltに変換する純正アダプタもあります。Appleではもう扱ってませんが、量販店では普通に在庫がありました。それも今時のMacには無い端子なので、さらにThunderbolt2-Thunderbolt3変換アダプタ(こちらは現役)と繋ぎ足していけばたぶん、最新のMacでも古いデジタルビデオの映像が取り込めるようです。

今回取り込みに使用している古いMacBook Proが息絶えたら、2014年のMacで使えるようにFireWire-ThunderBolt変換アダプタを買って作業を続けたいと思います笑

おしらせ

YouTubeでvlogを公開しています

Podcastは毎日配信しています



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?