妻と娘とMTG(趣味)と

皆さんこんにちは。
宇都宮で地味にMTGをプレイしている菊川けりおと申します。
私はいわゆる復帰勢で今年の2月に紙をプレイするようになりました。
それまではMTG ArenaやMagic Onlineで細々とやっていましたが、紙をプレイするようになってからの「色々」を勝手気ままに書きたいと思います。
(妻に記事を読んでもらい、夫婦での認識に相違がないことを確認しました)

まずは夫目線で赤裸々に書いてくださった先人のnoteを記載しておきます。

私の家庭状況

夫(私):基本在宅で仕事、土日が仕事のメインで場合によっては平日の夜も仕事で家を空けることがある(2週間に1~2回ほど)
妻:育休中、次の4月から仕事復帰する
娘:1歳を迎えてから自由に歩き回り、家中のあらゆるものを床にばら撒く作業を毎日している。成長するのが仕事。

こういう家庭状況なので、一般的な男性よりは家にいて家事や育児を行うことが可能な環境にあります。また妻と交代しながら外出も可能なので、ワンオペをせざる得ない家庭よりも相対的には育児が楽だと2人で感じています。

私にとって紙をプレイするのはしんどい

2月に復帰した私が現状強く感じていることです。
店舗大会に出るだけでも最低3~4時間拘束されます。
しかも開始時間は平日なら夕方6時以降が普通ですから、1歳になったばかりの娘がいる私の家庭において「紙をプレイする=夕方に妻をワンオペにする」を考えなければいけません。

また私が拠点にしている宇都宮晴れる屋の営業時間が変更されたことにより、平日店舗大会では引き分けが頻発するようになりました。
妻をワンオペにしておきながら、プレイ時間も十分に確保できないMTGという立ち位置になってしまい、更に「紙をプレイするのはしんどいな」という気持ちが加速することとなります。

勘違いして欲しくないのは、紙でプレイするのが嫌いという話ではありません。私を取り巻く環境と私がしたい選択を優先しようとすると、「紙をプレイするのはしんどい(非現実的)」という結論に行き着くということです。

「たかが趣味」であり「されど趣味」

家庭を崩壊させるほど趣味って大事でしょうか。
極端な話、家庭を優先させるために趣味を辞めたって何の問題もない。
「たかが趣味」で命を賭けてる訳でもないし、趣味の優先度って本来低いものかなと思っています。

でも「されど趣味」ですよね。
趣味だから本気でやりたい人もいるし、趣味だから楽しくやりたい。
趣味は無駄なことだらけだけど、そんな無駄なことが毎日の彩りになる。
出来ることなら趣味を持ち続けたいし、趣味に没頭できる環境はいつでも羨ましくあります。

この「たかが・されど」のバランス感覚はとても難しいのですが、中道思考の私にとってはとても大切です。

独り身のプレイヤーに勝手な意見

強い言葉かもしれませんが、趣味にだけ没頭したい人は結婚しないほうが良いです。彼女もいない方が良い。あなたのリソースは有限だから分岐先を作らないほうが良いと思います。
分岐先を作るのであれば、作った先にしっかりと必要なリソースを割いてください。割かないのであれば最初から作らない方が良い。

何を持って本気というかは人それぞれですが、実際に費やした時間を基準とするのなら家庭なんてものは足枷です。アニメのように彼女や妻が応援してくれて、魂が共鳴するように力が湧いてくるなんてことも別にありません。

だからこそ独り身であるプレイヤーはその趣味を楽しめるだけ楽しんでください。その楽しみ方はもしかしたら今だけの期間限定物かもしれません。往々にして人は失ってから、失ったものの価値に気付いたりします。
振り返った時、「あ〜、もっと打ち込んでおけば良かった」と後悔のないように紙をプレイして欲しいなと思います。
(こんなことを言う私はほんと何様なんでしょうね)

今後の付き合い方

ここまで取り留めもないことを書き連ねているだけで、誰の益になっているのか全くわからない記事となりました。
個人的なお気持ち整理noteなので、はけさんが書かれたnoteのような有用性は皆無でも許されるはずです。

最後に私個人が考えている付き合い方を書いて締めさせていただきます。

①優先度の設定

自分にとって何を優先したいのか、それを定期的に考えていきます。
これまでも考えていますが、これからも考えていこうと思います。
優先度が定まっておらず、場当たり的に行動するのは正直疲れる。

②リソース管理

大学生の頃、いきなり深夜テンションで「築地行こうぜ〜」と行って車をかっ飛ばしたあの元気はもうありません。無いものを求めても仕方ないので、①で設定した優先度に基づいて自分のリソースを管理する必要があります。

ここでいうリソースとは「時間・体力・思考スペース」の3つです。
時間と体力は言わずもがな有限ですが、脳内の思考スペースも有限です。
有限である以上、どのように分配するのかを管理する必要があります。

まあ、優先度がちゃんと決まっていればリソース管理はある程度上手く行くと思います。むしろ突発的なことに対応できなくなるので、あまりガチガチに決めないように気を付けます。

③可能性の模索

以前イスラエルを訪れた時、ユダヤ人から面白い話を聞きました。
「二択を迫られたら、第3の選択肢を探すのだ。Yes or Noではなく、One or Two or 『Three』だ。」と。

私の状況に置き換えてみます。
「平日店舗大会に出る/出ない」の二択ではなく、視野を広げてみると「土日のどこかなら出られるか?」「自分で交流会を開けば紙をプレイできるか?」「平日休みの人とプレイできればそれでも良いんじゃないか?」「Magic Onlineで目標を立ててプレイすれば良いのでは?」と言うように様々な可能性が出てきます。

今のところ「妻の母と姉が遊びにきた土曜日に時間が合えば休日大会へ参加する」は実現できているので、そこが私の楽しみでもあります。(義母と義姉のお二人、本当にありがとうございます。)

と言うことで、宇都宮の皆さん。
こんな私ですがこれからも紙でのプレイ宜しくお願いします!

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