フォロワー0の憂鬱

先日、ツイッターで英語でつぶやくアカウントを作った。

「今日のランチはカレーだった」とか「瞑想を10分間した」などのシンプルな内容を英語でツイートしている。自分で英語の文章を考えているわけではなく、まずは日本語でシンプルな文章を書き、Google翻訳で英語にしている。

しかし、いまだフォロワーが0人である。英語圏のアカウントと相互フォローになりたいのだが、どうやって相互フォローになればいいのかわからない。

普段使っている日本語のアカウントでは、趣味のつながりで相互フォロワーを増やしてきた。音楽、読書、ジェンダー、瞑想、創作……自分の関心のある分野はだいたいこのあたりで、いずれかの関心において共通点のある方と相互フォローになったパターンが多い。

しかし、英語となると言語の壁に阻まれる。まず英語圏の「読書垢」をどうやって探せばいいのか。英語圏の「読書垢」は当然ながら読んでいる本も英語だろう。ためしに「Haruki Murakami」で検索してみても、ヒットするものの多くが日本語話者があえてアルファベットで書いているツイートだ。海外作家をそこまで読んでいない自分には、まず「読書垢」を探すこと自体が難しい。

言葉の壁が比較的薄いジャンルは、写真やイラスト、マンガなどのビジュアル方面である。写真やイラストはもちろん言語不要だ。英語のマンガを読むのは難しい。4コママンガなどの文字が少ない作品であっても、英語が読めなくてギャグがいまいち理解できないことがある。とりあえず絵の雰囲気だけは楽しめる。

というわけで現在はマンガ、イラスト系のアカウントを中心にフォローしている。英語圏のイラストには日本とはまた違う独特の雰囲気がある。眺めていて飽きない。

ところで「相互フォローを増やすコツ」には、どんなものがあるだろう。真っ先に思い浮かぶのは、フォロー数よりフォロワー数が少ないアカウントを狙ってフォローすることである。

フォロー数が多く、フォロワー数が少ないアカウントは、僕と同じようにフォロワーに飢えている可能性が高い。そこを狙うのだ。逆にフォロー数が少なく、フォロワー数が多い人は、きっとフォロー相手を厳選している人だろう。有名人にはこのパターンが多い。そういうアカウントにフォローバックを期待してもムダである。

英語アカウントでもこの方法を実践しているのだが、残念ながら今のところフォロバは0である。

それからもうひとつ、相互フォローを増やすテクとして思い浮かぶのは、積極的に「いいね」をする作戦である。まずフォローと同時にその人のツイートに「いいね」をする。その時点でフォロバの可能性は(少なくとも何もしないより)高まる。たとえ即座にフォロバしてくれなくても、数日後その人のツイートに何気なく「いいね」をしたことで気が変わってフォロバしてくれる場合もある。誰だって自分のツイートに「いいね」されれば嬉しいものだ。まずはこちらからフォローし、その後「いいね」で追撃する。これが必勝パターンだ。

しかし、ここにも言語の壁が立ちはだかる。僕には英語のツイートを読んで即座に意味を理解することができない。流れてくるツイートのほとんどが基本的に何を言っているのかわからないのである。そうなると必然的に「いいね」をする機会も減ってしまう。これでは「いいね」追撃作戦も勢いを削がれてしまう。

うーん、なんとかして英語圏アカウントと相互フォローになりたい。まずは0を脱却したい。

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