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この地球上全ての頭イカれたヴィーガンやベジタリアンそして動物愛護活動家に捧げるレクイエム 〜お前ら、有事の今こそリアルファーですよ?〜

はい、大瀧智貴のnoteに於いて、今回ほど残虐非道極まりないテキストはない。と既に確信させられております。

と云う訳で、問題のブツが届きました。

ガチのリアルファーストールでございます。
フォックスファーでございます。

今年も急に突然朝晩寒くなり「今年も秋冬物、何かしら欲しいわ〜んっ♡」とアホな事を願っていたら、フォックスファーのストール。と天から降りて参りました。流石はアタクシが生まれ持った日干支。

アタクシはその瞬間、無我夢中になりネットで即座に物色開始。

呆気なく上記Instagram画像の物を、とある個人の方より譲り受ける事に成功した。と云う訳でございます。

本当アタクシって、引き寄せに長けてしまっているわ〜ん?

想定以上に状態が良かった。って事にも驚いたし、限りなく未使用に近い状態と云っても過言ではない程。
本当アタクシって、つくづくツイている人間だわ。と自画自賛状態。

アタクシにとって毛皮とは、幼い頃当時両親の衣装ダンスの中に顔付きのフォックスファーのストールが収納されていたのを見かけており。

そんな両親の影響が、今日まで残っていた。

そして毛皮と云ったら、アタクシ的にはやっぱりジャンポール・ゴルチエである。2000年代当時エルメスのファムのディレクターをもやっていた事に伴い、エルメスからのバックアップも得てそれはもう容赦無くもあった訳で。

当時秋冬になれば日本にも当時は丸の内仲通りに路面店を構えていたのだけれども、必ずレディースでリアルファーのアイテムが入荷されていた。

且つ洗練に洗練を極めたリアルファーが使われたプレタポルテ。

上記はゴルチエが自社のショールームにて発表した今から14年前は2008年秋冬レディース・プレタポルテの時のランウェイ。

カトリーヌ・ドヌーブが主演した映画ロバと王女をテーマにした時のコレクションなのだけれども、もう殆どの服にリアルファーがあしらわれていた訳で。

アタクシ的にはこの時を以て、ゴルチエはリアルファーに関してはやり切ったんだろうなと。

だってそれ以降のコレクション、あまりリアルファーらしき物を目にしなくなった。と云う感じだったし、アタクシ的にはだけれども。
とにかくまあ、極めまくってたよなとしか。

推測でしかないけどアウターとか物によってはもう1着だけで1,000万とか、それはもうオートクチュール買えるんじゃねェの?みたいな。

当時の旗艦店の店長、それはもう困惑されてたよ…

それ以前の秋冬とかでも襟にミンクファーがあしらわれたコートが確か税抜120万とか、2005年秋冬においては税抜450万とかもあったしな。

因みに2006年秋冬の時のミンクファーコートは試着させていただいたけど、ファムはやっぱりアームホールが狭くて袖通せませんでしたorz
スリム体型なアタクシでも、無理。脇下まで鬼畜なまでのサイジング。

そんな強烈極まりなかったゴルチエの影響をも、アタクシは受けていた。

まあゴルチエ、PETAと云った動物愛護団体からパリコレシーズンの時にはそれはもう…ランウェイの外からデモ運動をカマされる事でボロクソディスられていた訳なのだが。お前は肉屋だの何だの。

ゴルチエだけに限らずフェンディだのマルニに至っては毛皮屋な訳なのだが、フェンディやマルニは活動家連中からディスられ云々は…何故か今でも聞いた事がないアタクシ。変なの、動物愛護団体に活動家連中って。

だけどしかし、エルメスは動物愛護団体から叩かれたよね?
(エキゾチックレザーの一件でな…銀座メゾンエルメスでご苦労さん)

ま、後で話するにしてみるとして(やっぱり思う事あるのよ)。

確かに毛皮製品が作られる現場が可視化された事は、ある意味良かった事だとはアタクシも思う。
けれどもだ。


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