ホテルB4T赤羽宿泊記。Suicaで払って鍵になる不思議空間。
Suicaが鍵になるスマートホテルB4T。2023年初めに開業したB4Tいわきに次ぐ2号店、B4T赤羽が2023年7月7日開業。早速行ってきました。
今後は2023年内にも3号店B4T田端も開業予定です。
素直な感想、
非対面でキー不発行ゆえに自宅のような気軽さ
挿し込みキーでないので外出中も冷房や充電ができる
玄関にコンビニという悪魔的利便性
なかなか面白い体験でした。
1.フロントはコンビニ?
JR赤羽駅南側改札を出て西口へ。目の前にホテルB4T赤羽はありました。
但し南側改札周辺は再開発で現在は閑散としています。北側には改札内にエキュート赤羽、改札外にビーンズ赤羽と商業施設が多く賑わっています。
かつてのホテル赤羽のリブランドとあって真新しさはありません。
ただ駅ナカコンビニNewDaysが入ってるのでちょっと違和感あります。
いわゆるフロントは無く、コンビニの中にセルフチェックイン機が2台あります。
このホテルは現金支払いが出来ません。宿泊費用の支払いは
クレジットカード
交通ICカード
バーコード決済
オンライン予約時決済(公式&旅行サイト)
に限定されています。
2.外部サイト予約でもオンラインチェックイン可能
そして今回は外部の予約サイト(じゃらん)で予約して現地決済を選択しました。
すると宿泊3日前くらいにプリチェックインの案内メールが来ました。
予約サイトでの個人情報が引き継がれている一方で、JRホテルメンバーズのアカウントとは別物。さらにB4T赤羽、B4Tいわき予約時はSuicaを登録できます。
ちなみにPASMOやICOCAは登録出来ません。
このプリチェックインが済んでいれば予約番号や名前ではなく登録したSuicaをタッチするだけで予約情報が呼び出せます。
そして部屋のキーは
登録したSuicaを使う
カードキーを発行する
2種類の方法があります。今回予約Suicaをキーに設定しました。
ちなみに予約情報を呼び出す場合&Suicaをキーとして登録する時と、料金を支払う時でSuicaをかざす場所が異なるのはちょっと難しく感じたかなぁ
3.部屋は1ベッドのみ
古いビジネスホテルのリノベーションですが部屋は現代的なニーズに合わせています。
シングル(バス/トイレ一体型)
ダブル(バス/トイレ別)
シャワーダブル(シャワー/トイレ別)←今回予約
シアターダブル(バス/トイレ別、テレビがソファ向き)
ホテルらしくエレベーターはルームキーが必要です。
動画視聴やデスクワーク等現代的なニーズに応じてか改装されています。ツインはなく1人利用に最適化されています。
おそらくバスタブトイレ一体型をシャワーブースに魔改造。やはり別室がいいというニーズはあるようで、洗面所がかなり広々としています。
シャンプー、ボディーソープ、歯ブラシはあるものの髭剃りや綿棒は無いので「必要なら下のコンビニで買ってくれ」ということなんでしょう。
飲み物はベックスのドリップコーヒーが2つ。お茶はありません。冷蔵庫はあるので「必要なら下のコンビニで買ってくれ」なんでしょう。
4.深夜NewDaysは完全キャッシュレスに
入口にあるNewDaysはかなり珍しい24時間営業(ホテルメトロポリタン盛岡店は元ファミマから転換なので)
23:30閉店が多い同チェーンの深夜はどうなるのか気になってましたが…
夜間は一応人はいるもののレジ業務は休止、セルフレジのみの取扱いになるようです。都内の一部ローソンでも行われている金庫をカラにしてキャッシュ決済限定営業とするようです。
年齢確認もできないのでお酒も販売休止。コーヒーマシンも分解清掃するのでカウンターコーヒーも販売休止。
ちなみに数軒離れた所にデイリーヤマザキがあります。
5.玄関にコンビニを置けばヘビーユーザーになってくれる
結露がこれ。
コンビニは価格が高め。しかもNewDaysは立地からしてお弁当お惣菜、生活雑貨は売れ筋ではないはずなので客単価アップに相当貢献してそうです。
実際今回の滞在でも4回くらい使ってしまいました。
チェックイン、ドア解錠、買い物、全部Suicaで完結するのはなかなか面白い体験でした。
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