「省察」という言葉
恥ずかしながら、この言葉、今まで聞いたことがありませんでした。聞いたのが、こちらのセミナー。
多文化社会専門職機構は、「教育、法律、医療、行政などの様々な分野で多文化社会の問題解決に取り組む人々に、学びとネットワーク形成を提供するとともに、認定事業を通じて問題解決に貢献できる人々を専門職として輩出することを目的にする」という趣旨で、2017年2月に設立されました。その中で、「多文化社会コーディネーター」という認定事業をされています。
つまり、多文化領域で活動する人たちをつなげ、社会の変容を促したり、分野を超えた協働の場をつくったりする「多文化共生のプロ」の人たちの集まりです。
昨年12月に東京であった「多文化社会実践研究フォーラム」に参加させていただき、その際、「これから多文化共生で食っていこうとするならば、ぜひ仲間になろうよ!」とお誘いをいただいておりました。
そのセミナーの中で、とても惹かれたのが認定試験のプロセス。筆記試験として、しっかりと自分の活動を「省察」し、言語化する「実践研究報告
の提出が求められています。
これまで、記者時代はたまにコラムなどを書く機会はありました。しかし、NPOで働き始めてからは、講演会で話をする機会や、活動報告などのSNS発信はするものの、きちんと活動を省察し、言語化する作業を怠っておりました。
(青年海外協力隊時代もブログを書いておりましたが、ほぼ、フィリピンの職場に対する愚痴でした苦笑)
「省察」という言葉に今まで触れることがなかったというのは、なんと反省のない人生だったのでしょうか。笑 とりあえず目の前に起こる課題に対し、それに対し、全力で走りながら、解決方法を探ってきたのでしょう。
改めて実践研究報告をまとめる(論文はこれから発表予定がないので)作業は、今後、どのような活動をしていくかをするためにも、とても良い作業だと感じました。ぜひ、認定試験に挑戦しようと決意しました!
そのためにも、改めてnoteでこれまでの活動を振り返る機会をつくりたいと思います。ぜひともお付き合いいただけると幸いです。
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