経済政策の復活、か?
経済政策って、もう役に立たなくなってきたと感じてきていたところで、ゾンビのように復活してきていると感じている今日この頃。
(その1)『図説 日本の財政』の最新版に、IS/LM曲線を使ったマンデル・フレミングモデル(懐かしいー)が登場。金融政策の有効性と開放モデルおよび日本の現状について記述している箇所があり、なかなか面白かった。
(その2)6月に経産省が発表した『経済産業政策の新機軸』を見ると、アメリカが40年ぶりに産業政策を復活させる動き、中国が内需を梃に投資の呼び込みや連携を志向している動き、日本では新規のものは当然としても、基幹産業の整備を打ち出しています。ここでいう基幹産業とは、食料自給率の向上、医療基礎物資の国内生産化など国の安全保障のことを述べています。
あれ?
経済政策論の分野じゃないの、と、学生時代にのめり込んで勉強した者としては、ちょっとわくわくドキドキしているのであります。
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