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数学、こわい。マイナス×マイナスが、なんでプラスなの?

もともと、算数が苦手で、中学までは何とか我慢して勉強したけれど、高校に入って、すっかりサヨナラしてしまった私。(あ、でも大学時代に独学で勉強やり直して、ラグランジュ未定乗数法までは身につけました、念のため。)

 そもそも、どうしてそんなことになったのか。記憶を辿ると、①分数でひっかかる、②マイナスの概念で決定打、だったように思います。

 分数でひっかかったのは、ケーキを3つに切り分けるときに、概念上きっちり等分できないということに、学問としての怪しさを感じてしまったこと。「こんな役に立たないことを習ってどうするのだ…」みたいな。

 マイナスの概念では、どうしてマイナスとマイナスを掛け算するとプラスになるのかが、全然、生理的に呑み込めないので、「これは好きな人がやればよい学問なのだ」と、考えてしまいました。

 特に、マイナスの概念は、今でもスッキリしないままだったのですが、なんと、本日、スッキリさせていただきました。『文系の私に超わかりやすく数学を教えてください』西成活裕・郷利貴、2019、かんき出版、の中に、簡単な数式から証明する記述があったのです。
 すばらしいくらいにスッキリした説明に、ほれぼれしてしまいました。
 数学が苦手なので、この手の本(数学が簡単にわかると謳い文句にしている書籍)は、30冊以上は読んでいると思いますが、この本、間違いなくNO.1だと思います、はい。

 そもそも、数学ってどんな学問で、ゴールはどこで、というところから教えてくれるので、世の中の文系の数学苦手なお父さんに、この本、オススメします。

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