1ヶ月ちょっと
明日、母が退院する。長らく患ってきた脊柱管狭窄症の痛みは大幅に改善されて、残った右側臀部の怠さはリハビリでケアしていくこととなり、とりあえずひと段落といったところだ。
電話での声もだんだんと元気になり、本来の身体状態に近づいていることが窺える。
実家の近所に住む姉の報せで、父が家事をこなすようになったと。典型的な昭和の人間であるが亭主関白ではない。しかし、全く家事に関してはノータッチだった。必要に迫られるとできるようになるようだ。ありがちなことかもしれない。
もちろん、姉の手厚いサポートがあったからだろう。
入院は良いことではないけれど、結果的に元気を手に入れて、父は小さな"できる"を実感していることだろう。
日々の"小さな良かったね''がいかに重要で大切だということを再認識した1ヵ月ちょっとだった。
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