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ものさし

職場でみせる顔。家族にみせる顔。友達にみせる顔。ご近所さんにみせる顔。それぞれでみせる顔というものは違うものだ。関係性で変わると言えるだろう。

与える印象も大まかな部分は同じでも、少しずつ違いがあり、その少しの違いが相手にとってどういう人間かということを決定づけているのかもしれない。

落ち着いていると言われたり、暗い、纏う雰囲気が暗いと評価されたり、真面目だ、明るくて話しやすいとか、いつも元気だねとか天真爛漫だとか勝手に見たいようにみているし、みられている。

その人の培ってきたものさしを当てがわれ、そしてこちらも自分の育ってきた環境で携えてきた偏りのあるものさしを当ててみたいようにみる。

無意識にそのものさしで測られたり、測ったり。誰彼のものさしの基準に合う、合わない、自分のものさしの基準に合う、合わないで落ち込んだり、喜んだりしながらこの先も過ごして行くのだろう。

みたいようにしかみれないのか。みられたいよううにみせるのか。みられたくないけれどみえてしまうのか。偏りなくみることができるのだろうか。みるともなく全体をみるとかできるようになるのだろうか。



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