見出し画像

歯医者へ

こどもが歯の不調を頻繁に訴える。生え変わりの時期のようだ。永久歯が乳歯を突き上げ痛みが生じ、グラついた歯を抜いてもらう。痛みが落ち着いたと思ったらまた痛みを訴える。ここ、1、2ヶ月この繰り返しだ。

今回は私が歯医者へ付き添う。妻に頼まれたからだ。ひと通り歯の状態を歯科衛生士さんがチェック、痛い所がないか本人に問診している。

息子は親以外の大人にはまだまだ言葉で返答するというより緊張感をぶつけまくることで返答している。「痛い所ない?」の質問に頷いている。基本的に何を聞かれても頷く。

そして、メンテナンス的な磨き残しのチェックがありフッ素塗布で終了。わたしは何の疑問もなく見守り続けていた。

帰宅して妻が「息子に痛い所、診 てもらった?」という質問が。。。

息子は「いや」と返答。妻は「なぜ?」と問う。何も言い返せない息子。

私は、心の中で「あっ!そういえば、また痛いというからから予約を入れたのであって今日はメンテナンスではなかったのだ。」と気づく。

予約時にクリニックに症状を伝えたつもりの妻。受診時、何も症状を伝えなかった息子。ただ、歯医者に連れて行っただけの私。

ミスの条件が揃った出来事。振り返るとなぜ?が幾度となく浮かびあがる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?